【カトマンズ２４日＝共同】
ネパールの１５才のシェルパ族の少年が２２日、世界最高峰チョモランマ（英語名エ
ベレスト、８，８４８メートル）の最年少登頂記録を更新した。登山関係者が２４
日、明らかにした。７３年にネパールの１７歳の少年が登頂したのがこれまでの最年
少記録。

記録を達成したのはテンバ・チリ・シェルパ君。２２日朝、チベット側から登頂、無
事ベースキャンプまで戻ったと言う。チリ君は昨年、ネパール側から初めて挑んだ
が、山頂まで標高差で焼く５０メートルの地点まで迫りながら、凍傷の悪化と悪天候
のため断念。手の指５本を切断している。（５月２５日　朝日新聞　朝刊）

ＡＣＨＰ編集部