6500メートル峰山頂でサッカー大会 ボリビア

ボリビア山岳会が同国最高峰のサハマ山(6542メートル)山頂でサッカー大会を
開催すると発表した。大会は3日間。参加チームは6月15日から入山し、下山は1
1日後となる。同山岳会とボリビア陸軍測地研究所の両チーム以外に、2チームの参
加を募っている。ボリビアの首都ラパスに滞在中の日本山岳会会員、増山茂医師から
連絡があった。

計画のきっかけは25日にボリビアの首都ラパスであったワールドカップ(W杯)南
米予選のボリビア―アルゼンチン戦。強豪アルゼンチンが標高3600メートルでの
試合に酸素不足で大苦戦、終了直前に立て続けのゴールで3―3の引き分けに持ち込
んだ。

この試合の内容から、同山岳会はサッカーの「世界最高所での記録」を狙って企画し
た、という。サマハの山頂はちょうどサッカー場ほどの広さの雪面がある。

これまでに、世界最高峰チョモランマ(エベレスト=8848メートル)のベース
キャンプ(5300メートル)で、各国の隊員とシェルパの試合が行われた例がある
という。

6500メートル峰は立派な高所登山の領域だ。計画では、ベースキャンプの上に2
カ所キャンプを設営し、「選手」は上部キャンプから2時間ほど登った山頂で15分
ハーフで試合をする予定。(5月1日 asahi.com 18:01)

ACHP編集部

★ お知らせへ戻る ★ INDEXへ戻る