立山・黒部に遅い“春”…アルペンルート開通 |
全線開通した立山黒部アルペンルートを通行するバス 富山県立山町と長野県大町市の北アルプスを横断する立山黒部アルペンルート(約五 十五キロ)が二十日、冬季休業を終え全線開通した。観光客は冬の間に積もった雪の 造形に、さっそく歓声を上げていた。 「立山黒部貫光」(本社・富山市)によると、今年の積雪は例年並みで、室堂バス ターミナル(標高2450メートル)近くに連なる雪の絶壁「雪の大谷」は約十六 メートルの高さ。三十日までは、歩行者専用の回廊も設けられる。 アルペンルートは、今年で開業三十周年を迎え、六月には特別割引を行うなどの記念 事業が予定されている。(4月20日 yomiuri on-line 11:56) ACHP編集