雪煙上げ、富士に春 スバルライン除雪急ピッチ

富士山のふもとと五合目を結ぶ富士山有料道路(富士スバルライン)で、除雪作業が
急ピッチで進んでいる。全線開通は十七日になる見通しで、昨年より六日遅い。

山梨県道路公社によると、作業はロータリー式除雪車など六台の重機を使い、三月か
ら始めた。今年は大雪に見舞われたため、現在の積雪は五合目で昨年の倍の約一メー
トル。十四日、五合目付近では除雪車が路上に積もった雪を巻き上げ、すっきりと晴
れ渡った青空に、勢いよく吹き飛ばしていた。

富士山五合目の土産物店などは、開通とともに観光客の受け入れ準備を始め、春の観
光シーズンを迎える。(3月15日 山梨日日新聞)

ACHP編集部

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