札幌@小野寺より
他会(札幌中央労山)の事故ですが、2月の初旬、パラグー(45M G5)で墜落事故がありました。
状況は今流行?のフリーで登るのにこだわり、中段のテラスで2本かためうち、少し休んで上部の氷柱を4
ー5M登ってスクリューを入れようとしたが堅くてうまく入らず、ランナウトのまま登って7Mほどいって
1本スクリューをセットできたが、するする入って甘いかな?と思ったが、あと3Mで終了。一気に登った
が、抜け口でバイルがはずれ墜落。
甘いスクリューも吹っ飛んで18M位落ちて最後に顔から氷に辺り一瞬意識が飛んだがすぐ気がつき自力下
山。肩の打撲と目の上の骨にヒビが入ったくらいで済んだよーです。チェストハーネスはしていなかった。
今後、このような事故が増えるような気がします。
小野寺淳さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。
情報ありがとうございました。一つ質問させて下さい。
> 状況は今流行?のフリーで登るのにこだわり…
この「フリー」という意味は、いわゆるアックステンションをとらず、例えばリス
トループに腕を入れるなどしてバランスの補助とすることを言うのでしょうか?
ちなみに、僕は相変わらずの「アックステンション派」です…よってV-止まりです
けど…みなさん、いろいろ仰いますが「僕にはこれ以上安全な方法が見あたらない」
んです。技術の進化に待ったをかけるのは良くないことですが、攻撃的なスタイルの
すべてが正しい方向に向いているとは限らないと思います
その通りです。リストバンド等でぶらさがり、フィフィは使わない!という
「アイスワールド」の世界のことです。両手どっちでもスクリューをねじ込めないと
けっこうキツイです。レストの仕方が鍵のような。私もあまりうまくないですが。
有持です。
> 小野寺淳さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。
> 情報ありがとうございました。一つ質問させて下さい。
>
> > 状況は今流行?のフリーで登るのにこだわり…
>
> この「フリー」という意味は、いわゆるアックステンションをとらず、例えばリス
> トループに腕を入れるなどしてバランスの補助とすることを言うのでしょうか?
>
> ちなみに、僕は相変わらずの「アックステンション派」です…よってV-止まりです
> けど…みなさん、いろいろ仰いますが「僕にはこれ以上安全な方法が見あたらない」
> んです。技術の進化に待ったをかけるのは良くないことですが、攻撃的なスタイルの
> すべてが正しい方向に向いているとは限らないと思います。
私も、よくフィフィを使うとA0だと言う話しを良く耳にしますが、絶対にフリー
で行かなければならないと言う事はないと思います。
私は、できるだけフィフィは使わない様にしていますが、氷の状態によって
危険を感じた時にはちゅうちょせずにフィフィをかけます。
以前、かなり寒い日にVI級の氷柱をリードしていて、かなり堅いガラス氷に
スクリューがなかなかきまらず、おまけにアックステンションをしている手の
感覚がなくなってきて、グランドフォールした事があります。この時は、雪が
深かったので怪我もなにもありませんでした。
このような寒い日に、V+以上のルートをアックステンションで登っている
と手の感覚がすぐになくなり、耐えられないぐらいの痛みを感じる時があり
ますが、フリーにこだわっている方々は、こんな状態の時にはどうしている
のでしょうか?? 最後まで耐えているのでしょうか??
私は、こんな状態になったらためらわずにフィフィをかけて手を暖めるよう
にしています。根性なしだと言われそうですが・・・・・。
手の感覚がなくなってしまったら20mぐらいの垂直の氷柱をフィフィなしで
登るのは、私にはチョット厳しいです。
とにかく、落ちて怪我をしたらもともこもないので、駄目なときの見極めが
大切だと思いますが、いかがでしょうか??
このメールでアックステンションと書いていますが、この場合でのアックス
テンションは、フィフィを使わない、リストループでのアックステンションです。
補足しておきます。
有持さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。
> 私は、できるだけフィフィは使わない様にしていますが、氷の状態によって
> 危険を感じた時にはちゅうちょせずにフィフィをかけます。
僕も、フィフィを使わずに済むところでは使いません。ただ、判断の基準が「どっ
ちが速いか」なので、より良い(フリーに近い)スタイルを目指す方に対する引け目
は常々感じていました… (^^;
> とにかく、落ちて怪我をしたらもともこもないので、駄目なときの見極めが
> 大切だと思いますが、いかがでしょうか??
同感。氷質を見極めることなどと同様「自分に登れる氷か否かの判断」ですね。
どうも、僕の論調は「氷は本チャンだから何をやっても良い」という感じに偏って
いた様に思います。しかしながら、その議論とは別に「より良いスタイルで登りたい
という個人の意志/結果は尊重すべき」ですね。氷のフリーも、夏の本チャンにおけ
る「フリー化」同様の評価がされるべきでしょう。
ところで、某氏によれば「プリセット(あらかじめ懸垂等でスクリューをセットし
ておくこと)によるフリー」も評価されるべき…という意見を聞いたことがあります
が、どう思われますか?個人的にはフレンズをプリセットしたクラックのようで気の
抜けたモノを感じますが、例えばヨーロッパなどで行われているアイスのコンペはど
うなっているのかなと…
あと、便乗ですが「保科さんがその種のコンペで上位に食い込まれた?」そうです。
昨日、某人工壁で小耳に挟んだ情報なんですが、さらに詳しい情報をお持ちの方がい
らっしゃいましたら、教えていただけると助かります。
黒澤さん、みなさん、こんにちは。
野村@左京です。
> あと、便乗ですが「保科さんがその種のコンペで上位に食い込まれた?」そうで
す。
> 昨日、某人工壁で小耳に挟んだ情報なんですが、さらに詳しい情報をお持ちの方が
> いらっしゃいましたら、教えていただけると助かります。
”B-NET”っていう(だったよね?)ボルダリング関係のHPに写真も入れて
載ってますよ。参加者の使ってるアックスも(多分)プロトタイプのものが多いよ
うで
かなり面白い。
このボルダリングサイト、結構パンクしていて(って表現は古い?)楽しいです
よ。
野村勝美@京都・左京労山
有持です。
> 有持さん、こんにちは。黒澤と@猫の森、です。
> いた様に思います。しかしながら、その議論とは別に「より良いスタイルで登りたい
> という個人の意志/結果は尊重すべき」ですね。氷のフリーも、夏の本チャンにおけ
> る「フリー化」同様の評価がされるべきでしょう。
これは当然ですね。どんな登りかたをしようが個人
の自由なのですから、自分が楽しいと思うスタイルで
登るべきです。
ただし、自分のスタイルを他人にあてはめて、その
登りかたはおかしいと、批判するのは??だと思いま
す。登りかたは人それぞれなんですから。。。。。
> ところで、某氏によれば「プリセット(あらかじめ懸垂等でスクリューをセットし
> ておくこと)によるフリー」も評価されるべき…という意見を聞いたことがあります
私はやろうとは思いませんが、アイス初心者がリー
ドの練習をするのにはいいのではないですか。
でも、アイスは登る技術だけではなく、氷質や場所
を見極めて、プロテクションを確実にセットする技術
が必要ですよね。それに、ランニングを残置して登る
のは緊張間が全くありませんよね。
どんなスタイルにしろ、安全に登って楽しめる自分
のクライミングスタイルを続けて行けばいいと思いま
す。
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