茂倉岳遭難事故

◆谷川連峰で埼玉県の兄弟が行方不明

新潟、群馬両県境にある谷川連峰の茂倉岳(1,978メートル)に登った埼玉県本
庄市下野堂、会社員矢島友生(ともき)さん(24)と弟の同輝人(てると)さん
(22)の2人が下山予定を過ぎても戻らないと、家族から12日、新潟県警六日町
署に通報があり、13日午前9時すぎから同署などが約20人の態勢で捜索を始め
た。

同署によると、矢島さん兄弟は9日夜に自宅を出て、10日朝に新潟県湯沢町土樽か
ら茂倉岳に向かい、群馬県新治村の猿ケ京温泉方面に下山し、11日夕方までに帰宅
する予定だった。2人が使った乗用車はJR土樽駅近くで見つかった。

茂倉岳周辺は雪が激しく降る悪天候のため、県警のヘリコプターによる捜索は天候の
回復を待って行われる。(2月13日 asahi.com 11:04)

◆谷川連峰で遭難の兄弟は自力下山 捜索隊が発見

新潟、群馬両県境にある谷川連峰の茂倉岳(1、978メートル)に登ったまま下山
予定を過ぎても戻っていなかった埼玉県本庄市下野堂の会社員矢島友生(ともき)さ
ん(24)と弟の同輝人(てると)さん(22)が13日午後2時15分ごろ、中腹
を下山しているのを捜索していた新潟県警6日町署員などが見つけて保護した。2人
は手足に軽い凍傷を負っているという。同署によると、2人は10日に登って11日
に下山する予定だったが、吹雪が激しかったため、山頂近くで雪穴を掘って天候が回
復するのを待っていたという。(2月13日 asahi.com 20:10)

ACHP編集部

★ お知らせへ戻る ★ INDEXへ戻る