八ヶ岳 南沢大滝付近で雪崩事故
◆宇都宮大生2人が雪崩で救助求める、八ケ岳・赤岳
27日午後4時ごろ、長野県の八ケ岳・赤岳にある南沢大滝付近で、宇都宮大山岳部
の2人パーティーが雪崩に巻き込まれた。2人は他のパーティーに救出されたが、自
力歩行が困難になり、無線で救助を求めた。諏訪署によると、2人は他のパーティー
のテントでビバークしている。現場は吹雪の状態で1・4メートル程度の積雪があ
り、天候の回復を待って28日に救助する予定。(1月72日 mainichi interactive)
◆宇都宮大山岳部の2人が救助求める 長野・八ケ岳
27日午後4時ごろ、長野県の八ケ岳連峰・赤岳(2899メートル)の南沢大滝付
近で、宇都宮大山岳部の2人パーティーが雪崩に巻き込まれて救助を求めている、と
同県諏訪市内のアマチュア無線家から諏訪署に連絡があった。2人は他のパーティー
のテント内でビバークし、28日未明に同署員らに救助され、同県茅野市内の病院に
収容された。頭などに軽傷を負っているという。
調べでは、2人はテント設置中、長さ約100メートル、幅10〜15メートル、厚
さ約1・5メートルの規模の雪崩に巻き込まれた。(1月28日 mainichi interactive)
ACHP編集部
横山です。
昨日八つで雪崩があったようです。
以下今朝の信濃毎日新聞からです。
(八ケ岳で学生2人が雪崩に遭遇)
27日午後4時20分ころ、諏訪署に「八ケ岳赤岳南沢大滝付近で午後4時ころ、
宇都宮大学山岳部の2人がテントごと雪崩に巻き込まれた」との連絡が、アマチュア
無線家からあった。 同署によると、2人は近くにいたパーティーに救助されたが自
分では歩けず、27日夜は同パーティーのテントに泊まるという。同署は28日、天
候の回復を待って救助に向かう予定。
横山です。
今NHKニュースで宇都宮大のお二人は救助隊によって無事下山されたそうです。
雪崩の時はたまたま通りかかった登山者に助け出されたとの事。
昨日のニュースでは付近の積雪2メートルと言ってました。
本当かどうか不明ですがすごい量です。
津久井@京都、と申します。
はじめて投稿します。平素は貴重な情報を一方的に
頂いておりますが、非常に感謝しております。
ところで、手違いで妻の津久井育子から意味不明のメールが流れたと思いますが、削
除ください。見苦しいところをお見せしました。
八ヶ岳の雪崩遭難については、マスコミの報道には若干誤認があり、そのまま横山さ
まや黒澤さまからも情報が流れていましたので、当事者の一人の娘の父として、少し
訂正し、救助に関わってくれた人たちにお礼を申し上げようとしていたことに対する
メールなのです。
しかし八日市山の会にも事情があるようなのでーーもともと訂正すると言っても些細
な事実問題だけなのですがーー当事者本人も出して欲しくないとのことなので、また
会の方からも何らかの報告が公にされると思いますので、この場はひとまず控えます
が、テント場は黒澤さまがご指摘した小滝の手前の広場のようです。
また、27日夜、諏訪警察の救助隊が美濃戸口より救助に向かった時は、腰上ぐらい
のラッセルと聞いております。まあ、かなりの積雪ですね。
なお、八日市山の会の名誉のために言い添えておきますが、遭難対策本部の設置並び
に救助隊の派遣、その後の情報の提供は迅速且つ丁寧で、大いに助かりました。
末筆ながら、この場を借りまして、今回の遭難で救助に関われた皆様にお礼と感謝を
申し上げます。またご心配下さった山を愛する人たちのお心にも感謝申し上げます。
黒澤さん、こんにちは。
津久井@京都です。
よく考えれば、手続き的には間違いではないのかも知れませんが、
仔細は以下の通りです。(本来は八日市の人がレスすればいいのかも知れなが、行き
がかり状、一応、応えます)
@八日市(3人)と宇都宮大(2人)はそれぞれ別別に登山届を出したらしいのです
が、美濃戸口で待ち合わせ、そこから行動を共にしていたからです。と言うより、一
緒に行くために美濃戸口で待ち合わせたということです。テントも一つです。それ
は、又聞きですが、リ−ダーが宇都宮大の先輩ということだからと思われます。ただ
し、別々に登山届を出したことは、手続き的には別パーティとやはり考えるべきで
しょうか。
Aテントごと5〜6メートル流され、30センチから深いところで1メートルほど埋
まったテントから自力脱出したリーダーが他のメンバーを掘り出し、掘り出されて人
たちと次々に埋まっている人たちを掘り出していたとき、近くにいた愛知労山(会名
は忘れました)の人たちが救助に駆けつけてくれ、その際、無線で遭難の救助依頼を
してくれたそうなのですが、たまたま最後に学生を掘り出しているところだったの
で、八日市の人が宇都宮のパーティを救助しているものと勘違いしたらしいのです。
で、直ぐに訂正の連絡をしたらしいのですが、第一報がそのままマスコミにも流れた
ということらしいのです。
B現場は行ったことがないので私は分かりませんが、積雪のため小滝は確認できてい
なかったようです。遭難場所の写真(報告書ができています)を見たのですが、カタ
仮名の「ト」を裏返し、枝が反対に出ているような形を思い浮かべてください。その
枝の先にテントを張っていたようです。「ト」の中心線の上が小滝で、そこから雪崩
たようなのですが、その際、枝のほうにも流れてきたと言うことらしいのです。疎ら
の潅木地帯です。
説明が不充分かもしれませんが、想像力で補ってください。
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