名古屋山岳会の中野と申します。
いつもメーリングリストを利用させて頂き有難うございます。
貴重なルート情報や技術・道具の情報など拝見させて頂いております。
残念ながら、初めての投稿がこのような表題となってしまいました。
本来なら、名古屋山岳会会長または、現役代表がお礼とお詫び、
並びにお願いを申上げるところですが、あいにく両者ともメールを使える
環境にありませんので、代って私がメールを流した次第です。
さて、このたびの黒部内蔵助谷における雪崩事故につきまして、多くのご援助と
ご協力を頂きました富山県警をはじめとする関係各機関、並びに山岳関係者の
皆様方のご厚情に感謝いたしますと共に、お掛けいたしました多大なご迷惑と
ご心配に深くお詫び申上げます。
皆様方の懸命なご努力のおかげにより、早期に稲石会員を発見でき、葬儀に
つきましては滞りなくとり行われました。
残念ながらまだ発見のされていない有賀会員につきましては、現地の雪解けの
状況を見ながら発見に全力を尽す所存でございます。その際には何かとご指導を
頂くこともあろうかと思いますが、どうかよろしくお願い致します。
ところで皆様へのお願いですが、現在中間報告書を作成するにあたり、当時の
情報を集めております。当時、黒部別山・剣東面方面に入山されていた方で何か
情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お手数ですがご連絡ください。
事故にあった二人の行動ですが、
28日 ダムから内蔵助谷出合、黒部別山南尾根偵察
29ー31日 黒部別山南尾根
1− 3日 南峰からハシゴ谷乗越
4日 ハシゴ谷乗越から事故現場
となっております。
計画では、そのまま源治郎尾根から早月尾根下山でしたが計画を断念して
下山途中にこの事故に遭ってしまいました。
このメーリングリストに登録されている方で、二人を見たとか会話されたとか、
またはトレース・雪洞の跡でも構いませんので、情報をお待ちしております。
また、有賀会員の捜索につきましても、情報提供をお願いすることになるかと
思いますが、その際にも何かとご援助をお願いいたします。
お手数ですが、ご協力よろしくお願いいたします。
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