身体の仕組みを考えれば、登山は安全 「登山の運動生理学百科」
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東京新聞出版局の新刊です。
山本正嘉 著(国立鹿屋体育大学助教授)
A5判・並製・360ページ
定価:2000円
7月24日発売
「どうしたら合理的で安全な登山ができるか」−−マラソンや野球などのスポーツ分
野で、能力アップと安全性向上のために注目されている「運動生理学」を、登山部門
に適用した、国内初の話題作である。
運動生理学とは、人間が運動するときの身体の仕組みを明らかにして、どうしたら運
動をより効果的に行えるかを考える学問。
内容は、「登山で疲れる原因は何か」「中高年や女性登山者でも疲れないためには
?」「快適なトレーニングのABC」「あなたにでもできる高所登山」など登山全般
を網羅。
著者は、ヒマラヤをはじめとする高所登山家であると同時に、スポーツ医学の専門
家。ヒマラヤを実験室に、自分を被験者にして、データを集積・分析した。
初級者からベテランまで幅広い登山者に読んでもらうために、「専門用語はできるだ
け易しく言い換えた」。登山情報誌「岳人」の連載に大幅加筆した。
ACHP編集部
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