尾瀬で山開き、「ワイド木道」も開通 |
尾瀬で山開き、「ワイド木道」も開通 日光国立公園・尾瀬の山開きが十七日午前、群馬県側の入山口となる片品村の大清水 登山口で行われた。雲の切れ間から青空がのぞく中、ハイカーが雪解け水の流れる湿 原をゆっくりと散策、「早春の尾瀬」を満喫していた。 尾瀬山小屋組合などによると、今年は例年より残雪が多く、尾瀬沼で百三十センチほ ど。ただ、湿原内の川べりでは、ほとんど雪が消え、真っ白なミズバショウや黄色の リュウキンカが咲き始めている。ミズバショウの 見ごろは例年より遅めの六月初旬 ごろ。 群馬県側の尾瀬を所有する東京電力が今年から大清水湿原に設置したバ リアフリー の「ワイド木道」(幅約九十センチ)の開通式も行われ、招待された同県内の障害者 十三人が木道を車いすで散策した。(5月17日 Yomiuri On-Line 11:21) ACHP編集部