ラニーニャ現象がほぼ終息 |
異常気象もたらしたラニーニャ現象がほぼ終息 気象庁は10日、昨年夏から続いたラニーニャ現象がほぼ終息したと発表した。 同現象は南米・ペルー沖の海面水温が低くなるもので、今回は南米北部の豪雨、アフ リカ東部の干ばつなどをもたらしたとみられる。先月の平均水温は1998年7月以 来21か月ぶりに平年より高くなり、今後も高い状態が続きそう。海水温の高い状態 が長引けば、やはり異常気象の原因とされるエルニーニョ現象になるが、同庁は「そ の発生に結びつくかどうか、今の段階では明らかでない」としている。(5月10日 Y omiuriーOnline 20:27) ACHP編集部