米国登山隊がエベレストで大規模な清掃活動
米国の登山家、ロバート・ホフマンさんが率いる「エベレスト2000環境遠征隊」
が今春、世界最高峰エベレスト(8,848メートル)のネパール側で大規模な「ご
み拾い」に取り組む。放置された空の酸素ボンベ以外に、墜落したヘリコプターの残
がいなども運び下ろす予定で、ネパールの山岳関係者は 成果を注目している。

メンバーは米国人隊員7人。過去に2トンのごみを回収した実績を持つネパール山岳
協会(NMA)も支援する。計画では、約15トンのごみを下ろす。その中には、1
973年のイタリア隊が物資運搬で使用中に墜落したヘリコプターや遭難者の遺体も
含まれる。米国隊のほか、カナダの大学生20人の遠征隊がベースキャンプで清掃活
動をする。

NMAの関係者は「この2、3年でエベレストが随分きれいになったのは、ホフマン
隊のように、ごみを回収した隊がいくつかあったため」と話している。(3月22日 as
ahi.com 14:18)

 ACHP編集部

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