気象情報2月24日
■各地で大雪 新幹線など徐行運転続く

強い冬型の気圧配置の影響で16日は北陸と本州中部の山沿いを中心に大雪が続いた
。気象庁によると、強い寒気は夜になってしだいに弱まりつつあるが、北陸や関東北
部などでは17日後半に再び雪が強まる恐れがある。冷え込みによる路面凍結や雪崩
、強風などにも注意が必要だという。

16日午後9時までの24時間の降雪量は群馬県水上町で64センチ、新潟県湯沢町
で44センチ、長野県飯山市で40センチなど。名古屋市では積雪15センチに達し
、1988年の19センチ以来、12年ぶりの大雪になった。

東海道新幹線は岐阜県内の関ケ原地区などに降った雪のため、三河安城―新大阪間で
徐行運転が続いた。ダイヤの乱れは終日続き、上下226本が最大97分間遅れ、約
17万人に影響した。

山形新幹線も午後5時半ごろから、蔵王―かみのやま温泉間で徐行運転となり、上下
3本が最大17分間遅れた。

在来線では、新潟県内を中心とした雪のため、上越線を走る上野発青森行き「あけぼ
の」など夜行列車計8本が運休した。

東京駅では16日深夜、東海道新幹線から在来線への乗り継ぎができなくなった乗客
のために仮眠用の「列車ホテル」が用意され、座席で寝る乗客が乗り込んだ。通常は
午後11時48分が最終到着時刻だが、この日は日付が変わったあとも、4本の列車
が未到着のままだった。

(2月17日 asahi.com 01:13)

■4・5月は平年並み

3月の気温は北日本を除いて平年より高いが、4、5月は全国的に平年並みの気温にな
る可能性が高いとする三ヶ月予報を気象庁が21日、発表した。ここ数、年暖かい春が
多かったのに比べて平年並みの暖かさになりそうだ。(2月22日 朝日新聞 朝刊)
 ACHP編集部


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