1月上旬に書いたＢＤセイバートゥースクランポン（12月24日に購入、正月に西穂西尾 根で使用で前爪の1本が曲がった）のことです。

　ロストアローにクレームをつけ1カ月半ぶりに結果がでました。 結論的には、曲がった個所を無料で交換してくれたんですが、 「微小ビッカース硬さ４０５ＨＶ０・３」でロックウェルＣに換算すると「４１」にな るという公的な試験結果の成績書を同封し、「ＢＤのスペックは３８〜４２」なので 「ユーザーの使用方法が、スペックの保証する強度を上回る形で負荷を与えたために爪 の曲がりが生じたと結論できる」とまとめ、不良品ではないということをさかんに強調 していました。

　試験を、どの部分で行ったのかは記載がありませんので不明です。

　不良品でないというなら、ＢＤが設定している強度自体が弱く、同様のことがまた起こ るということが考えられますが（フリクションをよくするために柔らかめにしてあるら しい）、他社製品のデータがありませんので、比較することができないのが残念です。

　不良品でないものを無償修理するというのも不自然ですので、ひょっとすると板ばさみ になった販売店が負担しているのかもしれません。