横川川大滝(木曽駒ヶ岳北面・上伊那郡辰野町側)の探索 |
みなさん、こんにちは 山岡@はりま山岳会(兵庫労山)です。 氷結情報と失敗談をふたつ報告します。 場所:横川川大滝(木曽駒ヶ岳北面・上伊那郡辰野町側)の探索 〜小野川奇美世の滝(木曽駒ヶ岳西面・上松側) 日時:2000年1月22日(土)〜23日(日) メンバー:山岡人志(L., 41歳)、竹谷大介(25歳) はりま山岳会失敗談〜その1:
木曽駒ヶ岳北側に経ガ岳というのがありその北面に横川川とい う川がある。地図上ではそこの上部に大滝と書いてあり、標高も 約1500 mある。場所も北面を向いているしひょっとしたら大き な氷柱があるのではないかと期待して林道をゲートから約3時間 半かけて歩いていったが、そこには滝らしきものすらなかった・ ・・。大滝はどこにいったのだろう。我々が下山しかけると、バ イルとヘルメットをもった2人パーティが登ってきた。聞くと、 なんと我々と同じ目的で来た京都雪稜クラブのひとたちらしい。 互いに笑うしかなかった・・・。
ということで、みなさん、ここにはアイスクライミングの対象 となる氷瀑はありません。無駄足を踏まないようにしましょう。
失敗談〜その2:
上記のところから転進し、友達が美しいので一度はと言ってい た小野川奇美世の滝に向かう。林道をつめると鎖のたれたゲート があったが手で持ち上げるとなんとか車が通れたのでそのまま林 道終点まで入ってしまう。翌日、滝のほうは氷結はいまひとつで あったが、我々は、3時間半ほどで登り、2ピッチ懸垂してすぐに 帰る。帰りは30分で車のところまで着いた。ところが、道路にだ れかいる。いやな予感がしたが的中して、ここの道路工事関係者 で、我々がゲートをくぐり抜けてきたことでおこっていた。ダイ ナマイト工事をしており、ダイナマイトも保管してあるので、勝 手に入ってもらっては監督上困ると言われる。すぐにあやまり、 雑談をしてさっさと現場を後にした。危うく警察沙汰になるとこ ろでした。
ところで、話によると後10年は工事が続くとのこと。奇美世の 滝のところまで道路を延ばすと話していた。道路ができてアプロ ーチが楽になるのはうれしいが、なければ歩くし、自然破壊にす ぎない無駄な工事だと感じた。