雲上のアマンリゾート

 ヒマラヤの秘境にオープンする誰もが憧れるアマン系列の超高級リゾートホテル「 アナンダ」の集客戦略は?

 ヒマラヤの高級リゾートの紹介です。

 誰もが一度は訪れたいと夢見るアマンリゾーツは、少ない部屋数ならではの徹底し たサービス、オフシーズンでもほとんどディスカウントしない、という超高級リゾー ト。その系列でインド初のリゾート「アナンダ」がデリーから北へ約250キロの街、 ナレンドラナガールに、2000年3月1日オープンする。運営は姉妹会社のラファエル・ ホテルズだ。

 ヒマラヤ山脈を望む丘の頂上付近の約100エーカー(40万5千平方メートル)の敷地に、イン ドの宮殿をイメージさせるホテルが建つ。客室の広さは45平方メートル有り、ヒマラヤ山 脈やガンジス河を一望できるバルコニー付き。スイートルームにはプライベートガー デンが広がっている。

 アナンダとはサンスクリット語で「幸せと自己満足」を意味する言葉。「心身とも にリフレッシュし、気持ちよく滞在していただく」が、このリゾートのテーマだ。ヨ ガと瞑想の中心地、リシケシュに近いことも有り、スパではインドならではのアーユ ルベーダ・マサージが受けられる。

 他にスウェーデン式やタイ式、指圧マッサージコースと多彩。マハラジャのスケー トリンクだった場所で太極拳、ヨガ、瞑想などのコースも設けられる予定。何もしな い贅沢なリゾートの毎日に飽きても、楽しく過ごせる仕掛けを計画中だ。サイト上で はその他お得なパッケージプランなど詳しい情報が得られる。

 成田-デリー間は直行便で約9時間。デリーから現地までは長距離バスで6・7時間ほ ど。国内線を利用すれば約40分のデーラードウンから車で約一時間。この間の専用送 迎もある。大流行のビーチリゾートに対するヒルリゾートブームの先駈けなるか?オ ープンが待ち遠しい。(DIME 1/1号)

 ACHP編集部


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