有持です。
こんにちは。
クライミングと行ってもジャンルが色々とありますから、どんなクライミングをやりたいの
でしょうか??
まず、最初はフリークライミングだと思いますが、とりあえずは懸垂からかな〜。
特に筋肉トレはやっていなくても、集中してクライミングジムに通っていれば、自然とクラ
イミングの筋力は付ついてきます。
でも、高校生と言うことなので、ジムに通うお金も大変でしょうから、練習用のホールどが
ついたボードを買ってきて(1万円ぐらい)、それにぶら下がっているだけでも、筋力トレに
はなります。
mkyshiraishiさん、こんにちは。黒澤と@猫の森、と申します。
はじめまして、よろしくお願いします。
> 今日は僕は高校生です。クライミングをしてみたいと思っていますがあまり体力に自
> 信がありません
高校生ですか。それは羨ましい…仮に貴方が何か特別な持病や障害を抱えていなけ
れば、貴方はどんどん強くなれる時期です。
> クライミングをするにはどのようなトレーニングをするとよいのか教えてください。
> お願いします。
一口にクライミングといっても、いろいろなスタイルがあり、要求される体力は様々
です。ただ、仮にアルパインクライミングであればどんな種類の体力を持っていても
邪魔にはならないと考えています。ここは、アルパインクライミングを主とする人達
の集まりなので、以下はアルパインクライミングを前提に書きます…
アルパインクライミングは、時に何十キロもの荷物を背負って黙々と雪の中を歩き、
ひとたび雪崩や落石の危険に晒されれば百メートル競走ばりの勢いで走り続けねばな
りません。
また不安定な壁の中では限界的な運動能力を要求され、なおかつ墜落の不安と戦い
ながらの運動ですから精神的な強さも必要です。
今、現在、クライミングをやれる環境にあるのなら、まず簡単なものから試していっ
て「自分に何が足りないか」を考えればいいのです。
また、クライミングをやれる環境がないのなら、どんなスポーツでも良いから一人
前のスポーツマンになることを目指しましょう。登山ガイドという職業柄、いろんな
人を教えていますが、他のスポーツで実績があった人は伸びるのが早いです…これは、
自分の身体を良く知っているからだと考えられます。ある「動き」に対して、どこを
どう鍛えればいいかがわかっているんでしょうね。
要は「基礎体力」をつけましょう…ということです。基礎体力…という言葉につい
ては身近な体育の先生に質問するのが手っ取り早いと思います。
注意としては、あまり身体を苛めすぎないこと…貴方の身体はまだ成長しています。
俗に「男は二十歳の朝飯前まで背が伸びる」と言われていますが、これは「十代では
完全な骨格が出来上がらない」ことを意味していると考えられます。
だから、あまり重たいものを背負って長い時間歩いたりするのだけはすすめません。
そういうことは、身体が出来てから必要に応じてトレーニングした方が効率がよいの
です。
あとは何をやっても(クライミングに)繋がるんじゃないかな…といっても、目標
もないのに黙々と走ったり、筋トレをするのも辛いでしょうから…
(1)貴方の住んでいる地域と正確な学年
(2)山岳部に所属している/いない
(3)周囲にクライミングをやっている人がいるか/いない
…この辺を加えてもう一度質問してみて下さい。もっと具体的なアドバイスが出来る
と思います。
余談ですが、僕は職業で登山のインストラクターをやっていますが、基本的に未成
年は教えないことにしています※。クライミングに関わらず、アウトドアは自己責任
でやるもの…この自己責任という言葉は、単にお金を払えるかどうかではなく「後悔
しないかどうか」だと思います。ちなみに、社会人山岳会も「高校生不可」というと
ころが多いです。
(※子供は儲かるんです。大人は自分の価値観に見合わなければお金を払ってくれま
せんが、親は子供が「面白い!やりたい!」と言えば(お金のことなら)なんとかし
てあげたいと思います。可能性を伸ばしてやりたいと思うのが普通ですから…)
面白そうだから、格好いいから、やってみたいから…動機はそれでも良いですが、
いざ取り組めば、いつも危険と隣り合わせの世界です。自分が、ある行為をして、そ
れで体が不自由になったり、死んじゃったりすることに「後悔しない」ってことは、
自分のお金でやることが「それ」だと思います。
以上、参考にしてください。貴方が同じ土俵に上がってきてくれる日を楽しみに、
そして、それまで現役で居続けられるように、僕も頑張ります。
mkyshiraishiさん始めまして
国本@中年親父万年初級者です。
週末は皆さん山にいかれていて、RESつきにくいと思いますので
へたっぴながら・・
トレーニングの第一歩は
自分で考えて山を歩くことが基本だと思います。
二本の足で立つ
重心移動を考えながら歩く
出発点から終了点まで自分の体調とコースタイムをコントロールしながら行動す
る。
30年前みたいに40k50k担いでボッカ訓練
なんて辛くて楽しくないので、必要最小限の荷物で軽快に歩く。
ってのがいいんじゃないでしょうか。
それから、登りはじめれば
若いんですから自然に体力も技術もついてくると思いますし
登っている間にどの部分を強化すればいいのか実感してくる。
ACMLでも凄いなーってかた沢山いらっしゃいますが、
皆さん歩く力は登攀能力以上に凄い(と思います)。
私自身がたいしたクライミングできなにのでこの程度しかお伝えできませんが、
これから、安全で充実した山行されることを期待します。
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