中村@SAC です。
koyano wrote:
>
> 積雪期における登行時のピッケルの持ち方についてです。
> 登行時のピッケルの持ち方としては
>
> A.ピックを前にブレードを後ろへ向けて持つ
> B.ピックを後ろにブレードを前に向けて持つ
>
> の2通りありますがどちらの方がよいのでしょうか?
> A→ 長所:ピックを用いてバラ塔Xの補助とすることが可能。
> 短所:滑落停止の姿勢をすぐにとることができず、持ち替えが必要
>
> B→ 長所:持ち替えることなく滑落停止の姿勢をすぐにとることができる。
> 短所:ピックを積極的に使用できない。
> ちなみに私は、登行時はピックを前向きに持ってますし、会でもそのように教えてい
> ます。
>
> みなさまのご意見おきかせください。
ROMばかりなので、たまには発言を....。
私は登って行く際にはA、下りにはBというように使い分けています。
その理由としては、登りの際には、まず滑落することが少ない(その人のレベル
にもよりますが)
滑るにしてもステップを崩してしまって、膝をつくようにするため、ピックをま
ず雪面に刺せた方が
いいと思われるからです。また四つんばいの姿勢になれば、ピックと両足で加速
しないうちに、停止
することも可能だと思います。
もちろん、ガチガチに凍った斜面の場合もありますが、この足は滑落停止の姿
勢に入ったとしても
停まりっこないと思います。
ちなみに、下りは逆に尻餅をつく形になることが多いため、Bにしておけば、
やはりまずピックでの
制動、ピックがささらなければ即、滑落停止に入るのが原則だと考えています。
最近は雪山には、ちっとも行っていないので、発言するのがちと恥ずかしい中
村でした
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