雪積期登攀/質問(1)/回答<2> |
有持/ARIアルパインクラブです。 私は状況によって使い分けています。 ビレーポイントとなる雪面の傾斜が緩く、多少バランスを崩しても滑落する恐 れのない場所ではセルフビレーは取りません。デッドマンはピッケルなどよりも 支持力があるので雪質によっては使うこともあります。 私の場合は雪稜登攀は、ピッケルとバイルを持って行きますのでバイルを埋め てセルフをとりピッケルでスタンディングアックスビレーをします。 雪面が急な場合でトップを確保する場合は、出だしにデッドマンでランニング を取っておけば、トップが墜落してもザイルの出る方向が上になるので引きずり 込まれることがありません。