遭難救助(6)/回答<7>
朝岡@岩峯登高会です。
大変詳しい回答をありがとうございます。

山本さんは書きました
> 詳しくは問い合わせした方が良いと思います。が。 
> パンフレットによると、ABCDEFGHIのタイプのものが有りG.H.
> I.タイプのものが遭難捜索費用特約が付けられる、と、あります。

以前のJFAの保険にさらに色々付いているようですね。これならもう、フリ
ークライミング限定の保険ではありませんね。こんなに色々出ているとは知り
ませんでした。


廣川さんは書きました
> ◎長期の捜索後の回収に関しては、基本的に朝岡さんの言われるように、
>   警察で行政のヘリは手配してくれないと考えておいた方が良いと思います
>   。
> ◎しかしながら、甲斐駒で年末に行方不明になったメンバーを半年間捜索の
>   後のピックアップに行政のヘリが出てくれました。
>   捜索が長期化することが確実になった時点で、発見後のヘリでの回収につ
>   いて相談したところ、他に出動していなければ手配しますよ、という対応
>   でした。
> ◎N野県は、駄目なケースも多いみたいですね。
>   捜索が長期化する以前の悪天後の回収でも、県警ヘリは人命救助ではない
>   遺体収容に出せないと、中アでは言われてしまいました。
>   鹿島槍北壁カクネ里の回収でも、県警のヘリは生きている人の回収であれ
>   ば、人命救助でOKだが、遺体となっていると、本来飛行だったか着陸が
>   認められていない(ヘリポート以外ってこと???)場所には捜索飛行に
>   は出られても回収目的では出られないと言われました。
>   仲間が民間ヘリなら良いというのも、おかしいんじゃないですがと言いま
>   したが、警察のヘリは駄目の一点ばりだったように記憶しています。   
>   そうかと思えば、これは死亡直後でしたが、八ヶ岳ジョーボ沢の知人の事
>   故では、N野県警ヘリが出動してくれました。
>   要は所轄署の方針なり姿勢しだいというように感じました。
> ◎警察の方も一生懸命対応してくれている中で、なんでヘリを出してくれな
>   いかとか、押し問答するのは結構しんどいものです。
>   同じ山域で自分が事故をおこした時に邪険にされやしないかというのは、
>   心配のしすぎでしょうが・・・・。

 警察の方にも色々事情はあるのでしょうが、事故が起こっている時に、お役
所仕事(公務員の方には失礼!)的な対応をされると、頭に来るでしょうね。
こういう事も経験を積んで、だんだんやり方を学習してゆくものなのでしょう
か。あまりこういう経験は積みたくない気もしますが…

> ◎でも、夏山稜線に身元不明の遺体が転がってたら、絶対県警のヘリで収容
>   するよなあ、おかしいんじゃないかあと思いました。

 私も、遺体が表にでていて、ヘリも降りることが可能な場所ならば、回収に
県警ヘリを出してくれてもいいんじゃないかという気がします。担当の方の融
通に任せるのではなく、おおもとの運用規則で、そんなことが可能になる日が
来て欲しいもんです。

> ◎岳連と労山を掛け持ちしている人もいます。

 私の知り合いにも岳連と労山を掛け持ちしている人がいます。上限がどうな
るのか、興味あるところです。たぶん入っている当人は良く分かっていないと
思いますから、機会があれば自分でも調べてみたいと思います。

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