小野寺@札幌登攀倶楽部
北海道の場合、民間のへりが飛んだと言う話は聞きません。
道警と消防隊(今年から)がヘリを持っていて、たいてい札幌医大に搬送しているよ
うです。
昨年の日高の沢の事故のときは、日高山脈に雷雲がかかり、札幌(丘珠空港)から来
れず、帯広
の自衛隊がヘリを出しました。偵察2台、搬出用大型1台。ホバーリング能力や操縦
技術等、自衛隊が
進んでいます。しかい自衛隊は地元官庁の要請があって初めて出動します。
そういう訳でヘリの出動代はかからないようです。税金でまかなう。110か119
に無線で受信者にかけてもらうよう頼むのは、どこでも同じでしょう。問題は地元自
治体の遭難対策協会が出動した場合で、休日出勤や
食事代等、何十人も来られると、天気が悪く何もしなくても、(山屋じゃないので岩
場や沢、冬山ではたいてい何もできない)請求だけはきます。以前クワンナイでの時
は200万円以上事故者の遺族に請求があったようです。道警の場合は旭川方面本部
が冬山のトレーニングをしているようで、利尻で事故るとそっちに出動要請がいくよ
うです。しかしGWの利尻のバリエーションを登る力量はないようです。事故は自分
もちですから、
お互い事故には気を付けましょう。
消防隊は今年の3月に札幌郊外の雪山で山岳団体との雪崩を想定したへりの合同訓練
を行ないました。この冬も予定があるようですが、もちろん平日です。
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