非常通信/質問(2)/回答<2>
皆さんお騒がせしています。
ホゲホゲ@会社、徹夜明けです。

私も無線局です。コールは 7N1NBM、クラブは JN1YZCです。
最近はあんまり運用していませんが
 利用料の請求書と督促状は来ています。(^◇^)ハハハ

私の場合にも 大喰岳で体調を崩された方がいて
 たまたま居あわせた人が、持っていた無線機でヘリを呼んだのを見て
”持っておいた方が良いな”と思い免許をとりました。

> > 私は、後日富山県警神岡署へ電話し、万一の時のためにぜひ
> > 非常用周波数を教えていただきたいとお願いしたのです。

各バンドとも 呼びだし周波数は 非常用に指定されています。
私は 430MHZの人なので 他は良く覚えていませんが
 430では 433.00MHZ と 他に433.50MHZだと思います。

簡単なのは メインチャンネル=呼びだし周波数 で、”緊急!!緊急!!”
と 叫んで、誰か話せる相手がつかまったら サブチャンネルと言われる
バンド内の他の周波数に移動するのが良いです。
(メインはみんなが”呼出し用”に聴いているので 
    そこをズっと占領すると迷惑が すごくかかるんです)
メインは 緊急用ですから、交信を続けても構わないのですが、、、
機械に慣れていないと、周波数を移動するのも結構大変で、
            状況が状況なだけに 不安です。m(_ _)m
ここまでは 免許の有無にかかわらず、同じです。
 ただ、無免許のでの運用の場合には、交信した相手局(地上局)が、
電波監理局(?、郵政省?)にその旨を報告する義務があります。

緊急といえど、
アマチュアバンドにもいろいろな人がいますから、文句を言う人は必ずいます。
それも ”QSYしろ”とか、”QTHはどこか??”とか無線用語が飛び交いますので
運用経験がないと ナンだかわからずに、ただただやかましいだけです。

しゃべる”タイミング”も独特のものがあるので、
出来るのでしたら 免許を取って 開局し、運用に慣れていたほうが良いでしょう。

バッテリの消耗状況の把握は、冬やまでは結構シビアですよ。
  富士山などでは、余りにすごい混信の中での交信になります。

電波自体も 稜線ではともかく、谷間では伝わりにくくなります。
壁の中では かなり複雑な伝わり方をします。
 どうやら、形状と成分(鉄分が多いとか、、、??)によるようです。

それと、交信相手は”山のことを知らない”と思って話しをしたほうが良いです。
超有名な山のわかりやすい場所に 居るならともかく、、、
岩場の名前などで説明するのは、伝達するのは大変です。
出来ることなら 1/25000の地図で 緯度/経度で言ったほうが伝わりやすいです。

特にヘリを飛ばすなど救助を求める場合には
遭難者が山岳保険に加入している事を はっきり言ったほうが良いです。
支払い能力が確認されないと 救助が遅れます。


警察無線は アマチュアバンドとは異るため
無線機を改造すれば 傍受はできますが、発放は(一応)出来ません。
むちゃくちゃ改造して 発砲することは可能でしょうが
最近は”スクランブル”がかかっているので 手も足も出ません。

> 警備隊等がアマ無線を傍受しているかどうか、しているなら周波数帯と期間
> くらいなら、気軽に教えてくれると思いますよ。

確かに傍受はしています。私も 何度か交信しました。
ただ、責任問題がでてきてしまうので
”必ず傍受している”とは言わないと思ったほうが良いでしょう。
彼等にとっては あくまでも、補助(緊急)手段ナンでしょうネ

先週の 明星山で、
先行パーティーの方々は お互いのコールを無線機でやっていました。
わたしは”つぶやき パーティーですね!!”
なんて言っていましたが、、、
強風の冬山などでは、特に有効だとおもいます。

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