非常通信/質問(1)/回答<3>
遅い、レスで済みません。(出張だったので)
神奈川山岳会の服巻です。

> >1.どのような無線機で
> > 私は山にはアマチュア無線機を携帯しています。
> >ハンディタイプの小型防滴仕様のもので、私の場合
> >周波数帯は144MHz帯です。430MHz帯のものでも良い
> >かも知れません。

私自身は、144と430MHzの両方が使える、デュアルハンディーを使っています。
数年前のものなのでちょっと重いのですが、最近のは随分軽くなっているようですね。

> >2.どのような周波数帯で
> > アマチュア無線では、呼出周波数というのが決まって
> >います。例えば144MHz帯であれば、145.00MHzです。
> >また非常通信用?周波数というのもあり、確か
> >145.50MHzだったと思います。
> 
> 最近は430MHz帯の方がよく使われているそうです。
> 非常通信の場合、433MHzの呼び出しを使ったほうが、聞いている人が多いの
> で繋がる可能性が高いと思います。

144MHzは混んでいるという事で、新しく参入する方は430MHzの方が多いようですが
、非常通信は町の固定局を相手にする事が多いので古くからやってる人の多い144MHzの方
Hzの方が非常通信に向いているのかなとも思います。ちなみに電波の伝播距離は144MHzの
4MHzの方が長いようです。
グループ間や仲間との通信にも使われるなら、144MHzは混みすぎて使い物になりま
せん。

> > ただし、アマチュア無線運用の経験の無い方でしかも
> >非常時でしたら、正しい運用をするのは結構困難ですので、
> >他人の無線交信が聞こえる周波数で、事情を話して
> >割り込み、救助を依頼するのが最も現実的なような
> >気がします。

私もそう思いますが、ハンディー局の出力はせいぜい0.5〜1W、地上局の出力は5〜20Wで
もそう思いますが、ハンディー局の出力はせいぜい0.5〜1W、地上局の出力は5〜20Wで、
そう思いますが、ハンディー局の出力はせいぜい0.5〜1W、地上局の出力は5〜20Wで
、向こうのは聞こえるがこちらの声は届かないというのは結構あります。
通常通信の最中に、しょっちゅう割り込まれて、泣き寝入りしています。

> > 通常の連絡等に使うのであれば、無線従事者免許証と
> >無線局免許状が必要ですが、非常通信の場合は無免許でも
> >OKだったと思います。
> 
> 非常時となればやむ終えないと思いますが、無免許の場合は建て前として
> 非常用の通信といえ運用は法規上不可です。

そうです、電波法規上は非常通信といえども、無免許では出来ません。
ただ、根拠はどの法律にあるのか知りませんが、“緊急避難”として無免許者がア
マチュア無線を運用しても罪に問われないという事で、無免許でOKと思われている
方が多いようです。

> >#私も経験あるのですが、無線運用は慣れてないと案外
> >難しいです。富士山の時は混信等があって周波数を2転3転
> >させる必要がありました。また同時に複数の局を相手に
> >しました。強風の凍った斜面で...。
> 
> 同感です。それに無線機自体の使い方にもなれていないと簡単に使えるもので
> は無いと思います。ぜひ免許を取られることをお勧めします。
> 4級アマであれば簡単です。

私も同感です。うちの会でも免許保持者は結構いるんですが、普段使っていません
。会の行事なんかで使おうとすると、大混乱で役に立ちませんので、免許を取り、
無線機を買って、普段から使う事をお勧めします。山で複数パーティーに分かれる
時の連絡やアプローチの車間の連絡など、遊びに使っていると慣れます。
特に、非常通信の相手は、山屋の状況を理解しているとは限らないし、お世話にな
るわけですから、使う方もそれなりの努力はしておきましょう。



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