森上@84です。
廣川@JECCさん、さっそくのresありがとうございます。
>>><質問>
>>>私はいままでアイスクライミングをほとんどしたことがありません。
>>>だからアイスクライミングの「ルール」とかをよく知らないのですが、いまは
>>>リード中にアックスにフィフィをかけてプロテクションをとる
>>>という行為は、フリーとは見なされないのですか?
>>>ジェフロウの本では、「それはA0とみなす」とありますが、人によっては「いいんじゃ
>>>ないの?」という人もいます。どうなんでしょうか?
>>>(私はフィフィかけたらやっぱりテンションだよなぁ、と思うのですが)
>>
>> ●フリーか否かでいえば、確実にフリーではない、甘くとってテンションですね。
>> ●今はピトンも非常に入りやすくなっていますし、アックスの性能も上がっています
>> ので、基本的にテンションをかけずにというスタイルを目指している人が多いです。
>> (フリーをやる人で氷も意欲的に登っている人は当然のごとくそう思うようですね)
>> ●他方、氷はやたらと硬かったり、逆にグチャグチャで不安定だったり、その時々で
>> 同じ場所でも状態は千差万別です。あまりにスタイル、人目を気にして怪我をする
>> のも馬鹿らしいです。
>> ●南沢大滝フリーソロ、大同心大滝を中間部ツララにシュリンゲを回したランナー1本で
>> リードしたことなどもありますが、いつもいつも同じスタイルで登れる状態ではな
>> いですし、私個人は例えば南沢でテンションかけて登った時とノーテンションと半
>> 々位かなあ。
>> その時のたった1回のスタイルを見て、あれこれ言ったり言われたりは何ですね。
基本的には、やっぱりフィフィはテンションになってしまうのですね。
でも、氷は登るときによって状態が大きく異なるから、完全な「フリー」で行けないとき
(あるいは、行かない方がよいとき)もあるよ、ということでしょうか?
>> ●ザイルが何本もはられていてぐちゃぐちゃ状態の大同心大滝を間を縫うようにリード
>> した時に、他のパーティのザイルで危ないので1本目のピンをテンションをかけて
>> セットしてたら、「なあんだ、廣川健太郎はこんな所でテンションをかけるのかあ」
>> とわざわざ嫌みに大きな声で言う馬鹿がいて腹が立ったことがあります。
>> その時は癪だったので、1本とった後は、たしか落ち口までランナーをとらずに一気
>> に登りましたが、人がたくさんいてラインが重なる場所では落ちないと思っても万が
>> 一の時に迷惑をかけないようにランナーを取るべきですよね。
へぇー、こんな失礼な奴いるんですか?こんなのいたら、たしかに不愉快ですね。
でも、それに答えてノープロでいってしまう廣川さんもアグレッシブですね。
>> ●ノーテンションでピトンをセットしながらリードするにはトップロープで十分練習を
>> するのと、慣れないうちはアックスからビレー紐を出しておいた方がいいでしょうね。
これは、私のいま目下悩みの種なんですが、ビレー紐は振るとき邪魔にならないようにすると、
紐が長すぎて邪魔になりませんか?
人によってはゴム入りのスリングや、工事現場で使っているスパイラル状のビニールチューブ
みたいなの使っていたりしますが、他の方はどんなものを使っているのでしょうか?
外国のビデオとか見ると、アックスにビレーはとってないみたいですが。
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