どんぐり山の会の松野と申します。
シェラフに関しては、色々と失敗もしておりまして、独断と偏見で意見を
述べさせていただきます。

まず、装備をけずるとなると私の場合、真っ先に対象となるのがシェラフ
です。すぐにシェラフを持って行きたがらない奴と言われております。
実際一泊、二泊のクライミングでは冬でも持って行かないことが多いという
ほど経験はありませんが、今後も持って行くことはあまりないと思います。

私が使用しているのが、ICIなどで売られている「天山」（Ｔｉａｎｓｈａｎ）で、
お値段も\18,000前後ぐらいで割とリーズナブルです。羽毛の量は忘れま
したが、1000g前後はあったと思います。５月の連休の涸沢で超快適だっ
たので厳冬期でもＯＫと思っています。

防水性ですが、期待できないでしょう。そこで、ゴアのシュラフカバーを使用し
ます。これで完璧？カバーは１万ちょいとと値がはりますが、これとツエルト
があれば、シェラフがなくとも寝れます。

そこそこのシュラフと、ゴアカバーこれが、私のおすすめです。気合の入っている
方であれば、カバーだけでＯＫでしょう。ただし、長期の山行や山域によっては
シェラフは必要です。当たり前ですね。

化繊のシュラフを長年使ってきたのですが、重くて寒いものという思いが強く、それ
故、装備リストからすぐ外したくなるのでしょう。でも、現在の「天山」は快適で割
とコンパクトです。寒くても軽いのがよいのか、重くとも暖かいのがよいのか、お金が
あるのかによっても選択肢は変わると思います。
ご参考まで。