江崎@求道心です。アルペンビーコン1500のユーザーです。田村さんのフォローを判る
範囲でしたいと思います。
田村和寿さん wrote:
> ・F1の方が音を併用することで微妙な違いがわかることがあ
> る
これは、アルペンビーコンも同じです。この発信音による捜索は特に複数者の捜索の際、音
の強弱やズレで馴れるとかなりリアルに判ります。デジタルでは昨シーズンから複数捜索に
特化したトラッカーやオルトのM1なども強力ですが、ピンポイント捜索では、トラッカー
はやや不得手なのかなーと(使ったことがあります)思いました。F1やアルペンは直角法
をマスターした人ならダイオードによってかなりの精度でピンポイント捜索ができると思い
ます。また、M1は距離をcm単位まで表現してくれるので電波誘導法によってピンポイン
ト捜索が可能です。
>
> ・いざ捜索時に衣服から引っぱり出す祭、F1はバックルをは
> ずすことで素早く取り出すことが出来る。ただし、アルペンでも長
> さ調節用のバックルに紐をかけておくことで素早く引き出せるよう
> 工夫できる
そのとうり!僕もアルペンのストラップは改良しました。オルトボックスはそのへんの実地
のノウハウで優れていると思います。そのあたりはトラッカーもオルトF1を踏襲している
ようで、マルです。
>
> ・電池はF1はアルカリ単3型2本で確か200時間使用可
> アルペンはカメラ用のリチウム電池(型名は知りません。指
> 定された型のものでもパッケージの角を削らないと入らない場合が
> あります。)1500時間使用可
CR−P2という型です。ただしMAXEL社のバッテリーはヤスリか何かで面取りしない
と入らないというお茶目なトコロがあります。
>
> F1の時間が短いですが通常は予備を持って行けばすむこと
> だと思います。ただ、実際に埋まってしまって発見されなかった場
> 合・・・つまり遺体を捜索する場合を考えるとアルペンに魅力があ
> ります。
というわけで、僕は単独で入山する際も携行しています。
> ただ、F1でも単3型リチウム(売ってるお店が少ないか
> もしれませんがヨドバシカメラや登山用品店にあります。)を使え
> ば3倍になり、寒さにも強くなりますので、私はこちらを使用して
> います。
なんか、でもリチウムを使うと発信電波に変調が起こるって聴いたことありますよ。(ホン
トかな?)
>
> ・アルペンは捜索開始後(発信モードから受信モードに切り替
> えてから)数分(どなかかフォローお願いします)で発信モードに
> 戻り、捜索中に2次雪崩にあっても探してもらえます(デジタルに
> もこの機能を備えたものがあると思いました)
捜索モードにしていても、5分で発信モードに替わります。ですから、捜索中は自分のビー
コンがいつのまにか発信モードに切り替わっていないか注意する必要があります。でないと
自分がフラフラ動き廻るやっかいな遭難者に変身して救助作業を混乱させます。でも、これ
ってF1もみんなそなえた機能じゃなかったでしたっけ?
ここ以下についてはフォローの必要を感じません。
>
> 覚えておくといいこととして、ビーコンのそばではAMラジオが
> 聞こえなくなります(ビーコンの発信周期の約1秒ごとに音声がと
> ぎれる。まわりに大勢いると、全然聞こえない)。知らないと、天
> 気図を取る際にあわてますので注意してください。
>
あと、F1の発信音をイヤホンで聴く場合、まれにF1がラジオ化してしまう場合があるら
しいです。どうも受信周波数の倍数の電波は聞こえてしまうことがあるらしいのです。長々
失礼しました。
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