本図  一統（ACC-J茨城）です。


  増田さん、ＡＣＭＬの皆さんこんばんは。
昨日の増田さんの、谷川から雨で帰ったというメールを読みながら、今日は大丈
夫だろうという甘い考えのもとに行ってきました。しかし、残念ながら雨で今帰
ってきたところです。（雨は止んだが濡れていたので）


>そういえば、昔、本図さんたちと飯豊の沢へいったとき、マムシに噛まれたときの対
>策としてたしか「柿の渋エキス」というのを持参した記憶があるのですが、あれはど
>ういう役にたつのでしょう？
>噛まれた傷口にかけろと言われたような気がしますが。


  それは日本熱帯医学協会が売り出している柿タンニン解毒セットといいます。
私個人はどれほど効き目があるか半信半疑です。でも持っていないよりは良いと
いう考えで持ち歩いています。今年７月、西表島に沢登りに行ったときもハブ対
策として持っていきました。

  説明書によると、毒蛇（陸蛇、海蛇）、サソリ、蜂（ヒスタミン、ブラジキニ
ン等には無効），毒蛾、ブヨ、蚊、刺毒魚、クラゲに有効と書いてあります。毒
成分がタンパク毒であればすべて有効だそうです。

  解毒セットには、薬液、注射器、注射針の先をきったものが入っております。
使い方は、噛まれたらすぐに消毒したカミソリ等で患部を少し切って毒液を吸引
し、このセットで洗い出します。

  だから私は、沢登りの時は解毒セット以外に、清潔なカミソリ、飯塚カンパニ
ー社のエクストラクターという吸引器を持ち歩いています。

  繰り返しますが、血清と違ってどれほど効果があるかは分かりません。有効期
間は薬液が濁ったりしなければ何年かは保存がきくそうです。値段も１セットた
しか１３００円位だったと思います。