上坂@京都比良山岳会です。
この種の質問は、回答者によってまちまちになるので、混乱するだけかもしれませんが。
おっしゃっている条件で、私が考えることはルートファインディングが出来て、どこでも堅実にトッ
プをこなせるのであれば、理想だと思います。
3人でザイルシャフトを組む場合、シングルかダブルかにもよりますが、スムーズなトップ交代が出来
て、かつスピーディにこなすことも重要ですね。ただしリーダーだけの能力ではなく、メンバーもそ
のことを理解できていないとだめですので、経験者の場合は即席も可能ですが、そうでなければ事前
に調整した方が良いと思います。
私は初心者とバリエーションルートに行く場合、引率登山の癖をつけないように、アプローチや下降
路でトラブルが起こっても、メンバーの責任と割り切るのもリーダーの資質だと思います。必要な登
攀具や文献なども、ルートが決まっているのであれば、いきなり、リーダーが指示するのではなく、
何がいると思うかを一度自分で考る時間を取ってあげたほうが親切だと思います。
そんなことはないと思いますが、登山口までの道順までリーダーにおまかせ、なんていうのは論外で
すね。
あくまでご参考までに。