テーを頼むとカップの下4分の1くらいがコンデンスミルク、残りが紅茶といった感じで提供されます。
写真のようなガラスのカップ・ソーサーの場合が多いですね。
テータレを頼むとテーを2つのカップに行ったりきたりさせることによって、紅茶とコンデンスミルク、空気を混ぜ合わせます。なので、あわあわになってまろやかな味わいになります。
ちなみに、コーヒーはコピといいます。こちらもコンデンスミルク入りであまあまです。
飲み物を持ち帰りにしてもらうと、金魚すくいの金魚を入れるようなビニール袋に飲み物を入れ、ストローをさした形で提供されます。これは温かい飲み物のときも同様です。冷たい飲み物の場合、氷をたくさん入れます。
インド系のおじさんが焼いていることが多いロティ(インド風パンというか、ナンというか)です。
ロティ チャナイに卵を入れて焼いたものがロティ トゥローです。(トゥローはマレー語でたまごの意味。)一般的にはカレーソースにつけて食べるのですが、クランタン州パシルマス駅横で食べたロティには日本のたまごスープのようなソースと一緒に出てきました。
ナシ=ご飯、ゴレン=炒める、つまり、マレー風チャーハンといった感じです。パサパサのお米に合った調理方法ですね。中華風のナシゴレン・チナ、田舎風のナシゴレン・カンポンなどバリエーションも豊富です。写真のように持ち帰りにするときは発泡スチロールの容器にいれられるのが普通です。アヤムとは鶏肉のことで、ナシゴレンにフライドチキンが添えてあります。
お皿にご飯をよそってもらい、カレーをかけるというものもポピュラーです。カレーの種類も鶏肉入り、牛肉入りなど色々あります。つけあわせで青い唐辛子がつくことが多いです。
また、中華系屋台ではおかゆも人気があります。さっぱりとした味付けのチキンおかゆなどは朝食にもってこいだと思います。
麺を使った料理も多くあります。その中でも一番ポピュラーなのはミーゴレンでしょう。ミーゴレンのほか、ビーフンを使ったミーフンゴレン、お米でできたきしめん状の太麺を使ったクイティアオ ゴレンなどあります。マレーシアの大衆屋台ではたいてい、麺類の注文の際に麺の種類を選ぶことができます。ミー(黄色い小麦麺)、ミーフン、クイティアオなどのほか、インスタント麺のマギーなどもあります。
ミーハイラムとは、あんかけの麺です。野菜やシーフードなど具材を炒めてあんをつくり、麺にかけるといった感じ。
ミースプはスープに入った麺です。写真のものはかにのつめカマボコやつみれ入りでした。
中華系屋台ではワンタンミーが人気です。写真はクアラルンプールのチャイナタウンで食べたもので、ぷりぷりえびのワンタンが美味しかったです。
ナシチャンポー(経済飯)とは、ご飯の上に自分の好きなおかずをトッピングしていくものです。マレーシアではとても一般的で、自分好みの食事をつくることができるのでいいですね。
食堂では写真のようにいろいろなおかずが並んでいます。野菜炒め、各種肉や魚を揚げたもの、カレーソースなどなど。注文するときはまず、お皿にご飯をよそってもらいましょう。店によってはご飯の種類も数種ある場合があります。次は、ご飯をよそってもらったお皿に自分の好みのおかずを乗せていきましょう。これは自分でとる場合とお店の人にとってもらう場合があります。言葉がわからなくても、指差しで選ぶことができますのでご心配なく。イニ(これ)と言うだけでも大丈夫です。
以下に実際に僕が選んだナシチャンポーの写真いろいろを載せます。なんだかわからないものでも興味を持ったら、少しだけでも乗せてもらい食べてみるといいんじゃないでしょうか。