サヤ クニャン! 〜食事と飲み物の写真〜

チョコレートさん作

2007年1月の旅行中に食べた、飲んだ、持ち帰った飲食物の写真集です。

テー・テータレ

テーを頼むとカップの下4分の1くらいがコンデンスミルク、残りが紅茶といった感じで提供されます。
写真のようなガラスのカップ・ソーサーの場合が多いですね。
テータレを頼むとテーを2つのカップに行ったりきたりさせることによって、紅茶とコンデンスミルク、空気を混ぜ合わせます。なので、あわあわになってまろやかな味わいになります。
ちなみに、コーヒーはコピといいます。こちらもコンデンスミルク入りであまあまです。

  
 [テー]                       [テータレ]

ジュスオレン(持ち帰り)

飲み物を持ち帰りにしてもらうと、金魚すくいの金魚を入れるようなビニール袋に飲み物を入れ、ストローをさした形で提供されます。これは温かい飲み物のときも同様です。冷たい飲み物の場合、氷をたくさん入れます。


 [ジュスオレン(持ち帰り)]

Intraasia注:マレーシア語で持ち返りを一般に ブンクス( bungkus ) と言います。


ロティチャナイ

インド系のおじさんが焼いていることが多いロティ(インド風パンというか、ナンというか)です。
ロティ チャナイに卵を入れて焼いたものがロティ トゥローです。(トゥローはマレー語でたまごの意味。)一般的にはカレーソースにつけて食べるのですが、クランタン州パシルマス駅横で食べたロティには日本のたまごスープのようなソースと一緒に出てきました。

  
[ロティ チャナイ]                       [ロティ トゥロー(カレーじゃないソース)]

Intraasia注:それもカレーの1種のはずです。ただし全然辛くないカレー粉(名前は知りません)、その他辛味を使わないタイプだからでしょう。店によってはそれをかなり薄めたスタイルで供しているからだと推測されます。


ナシゴレン

ナシ=ご飯、ゴレン=炒める、つまり、マレー風チャーハンといった感じです。パサパサのお米に合った調理方法ですね。中華風のナシゴレン・チナ、田舎風のナシゴレン・カンポンなどバリエーションも豊富です。写真のように持ち帰りにするときは発泡スチロールの容器にいれられるのが普通です。アヤムとは鶏肉のことで、ナシゴレンにフライドチキンが添えてあります。

  
[ナシゴレン]                           [ナシゴレン アヤム(持ち帰り)]

その他ご飯もの

お皿にご飯をよそってもらい、カレーをかけるというものもポピュラーです。カレーの種類も鶏肉入り、牛肉入りなど色々あります。つけあわせで青い唐辛子がつくことが多いです。
また、中華系屋台ではおかゆも人気があります。さっぱりとした味付けのチキンおかゆなどは朝食にもってこいだと思います。

  
[カリー アヤム]                        [チキンおかゆ]

Intraasia注:マレーシア語でおかゆはブブ−(bubur) と呼びます。

炒め麺料理

麺を使った料理も多くあります。その中でも一番ポピュラーなのはミーゴレンでしょう。ミーゴレンのほか、ビーフンを使ったミーフンゴレン、お米でできたきしめん状の太麺を使ったクイティアオ ゴレンなどあります。マレーシアの大衆屋台ではたいてい、麺類の注文の際に麺の種類を選ぶことができます。ミー(黄色い小麦麺)、ミーフン、クイティアオなどのほか、インスタント麺のマギーなどもあります。

  
[ミーゴレン][ミーゴレン(食堂車)             ][ミーゴレン(持ち帰り)]

  
[クイティアオ ゴレン(持ち帰り)]                             [ビーフンゴレン]

 
[RM 1.80 ビーフンゴレン弁当]

その他の麺料理

ミーハイラムとは、あんかけの麺です。野菜やシーフードなど具材を炒めてあんをつくり、麺にかけるといった感じ。
ミースプはスープに入った麺です。写真のものはかにのつめカマボコやつみれ入りでした。
中華系屋台ではワンタンミーが人気です。写真はクアラルンプールのチャイナタウンで食べたもので、ぷりぷりえびのワンタンが美味しかったです。

  
[ミー ハイラム]                                     [ミー スプ]


[ワンタンミー]

ナシチャンポー(経済飯)

ナシチャンポー(経済飯)とは、ご飯の上に自分の好きなおかずをトッピングしていくものです。マレーシアではとても一般的で、自分好みの食事をつくることができるのでいいですね。
食堂では写真のようにいろいろなおかずが並んでいます。野菜炒め、各種肉や魚を揚げたもの、カレーソースなどなど。注文するときはまず、お皿にご飯をよそってもらいましょう。店によってはご飯の種類も数種ある場合があります。次は、ご飯をよそってもらったお皿に自分の好みのおかずを乗せていきましょう。これは自分でとる場合とお店の人にとってもらう場合があります。言葉がわからなくても、指差しで選ぶことができますのでご心配なく。イニ(これ)と言うだけでも大丈夫です。

  
 [食堂 ここから好きなものをとる 1]               [食堂 ここから好きなものをとる 2]


[食堂 ここから好きなものをとる 3]

Intraasia注:チョコレートさんのお撮りになった上記3枚の写真はいずれもマレー料理の Nasi Campur (英語名で呼べば mix rice/ mixed rice)ですね。仕組みは同じでとりわけ都会でよく見かけるのは、華人大衆食堂での経済飯 です。しいて英語名で言えば、economic rice となります。他にもインド大衆食堂でのNasi Campur があります。
Nasi Campur はマレー大衆料理またはインド大衆料理でオカズを選り取りして食べるご飯スタイルを指し、経済飯といえば、華人店のそれを指します。このご飯スタイルはものすごく一般的ですから、マレーシアどこへ行こうとありますよ。

以下に実際に僕が選んだナシチャンポーの写真いろいろを載せます。なんだかわからないものでも興味を持ったら、少しだけでも乗せてもらい食べてみるといいんじゃないでしょうか。

  
[ナシ チャンポー 1(野菜炒めとチキン)]                 [ナシ チャンポー 2(イカンゴレン)

  
[ナシ チャンポー 3(えびすり身)]                 [ナシ チャンポー 4(いか・鳥・たまご)]


[ナシ チャンポー(持ち帰り)]

2007年3月6日掲載 (旅行時期は1月です)

Intraasia注記:この文章と写真はチョコレートさんの寄稿そのままです。Intraasiaは、ホームページ画面で読みやすいように、ページ背景の色付け、小見出しのサイズ変更、行詰め、写真配置だけを施し、さらに多少注書きを加えました。 なおチョコレートさんはブログ ビュッフェ チョコレート を始められました。