クアラルンプールのPutraバスターミナルからKuala Terengganu行きのバスに乗り、約8時間、料金RM21.60
Kuala Terengganu行きのバスを運行しているのは数社あるが、いずれも朝9時か10時ごろ発便と夜行バスになる。夜行バスだとものすごく早朝未明に到着してしまい不便です。
Rantau AbangはKuantan とKuala Terengganu間にあり、その2都市間を結ぶバス便が1日中たくさんあるので、そのどちらからでもRantau Abangへは行けれる。Rantau Abangはごく小さな村なので、街道をよく見てないと気がつかない、車掌にRantau Abangで降りる事を伝えておいた方が無難です。
Rantau AbangまでKuatanから約3時間、Kuala Terengganuから約1時間かかる。
村の中心の街道に面した所にPetronasガソリンスタンドがあり、その前付近でバスに乗り降りする。ガソリンスタンドの対面にある小さな広場にRantau Abangの看板が立てられており、小広場の両脇から海岸方向に行く小道が続いている。広場から徒歩2分で海岸です。海岸に面して、隣り合った2軒の安宿ロッジがある、どちらも料金的には似たようなもの。
筆者の泊ったのは、The Awang's Beach Bungalows & Restaurantです。Tel:09−8443500
扇風機の部屋 :RM40(1人用)からRM80、 エアコン付きの部屋:RM60(1人用)からRM120、全37室。
いずれもシャワートイレは室内にありテラス付きだが、シンプルな部屋です。海に面してる部屋もある。
ハイシーズンは白人で混むとの事、またマレーシアの学校休み期間中も同様との事です、それ以外なら予約なしで訪れても空いてるでしょう、筆者はもちろん飛び込みです。
レストランを併設してるので、食事には困らない(右の写真、たまたま小学校の生徒が1泊旅行に来ていた)。離島の安宿と違って、飲食物がすべて大衆価格なのはたいへん良心的です。また街道に面しても数軒の大衆食堂がある。場所柄中国料理はまずないと思った方がよい。
注意:蚊が多いので、虫除けスプレーか蚊取り線香を持参した方がよい
浜辺の砂浜はきれいです。宿から徒歩数分の所にウミガメふ化用の小屋(Baby Turtle Hachery)がある。深夜に懐中電灯を持って覗きに行けば、ふ化が見られる事もあるそうです。下左の写真。
深夜ウミガメが上陸すれば、宿の人が知らせてくれる事になっている。宿の主人の話では、今シーズン小型のウミガメ (Green Turtle) が20回ほど、大型ウミガメ (Leather Back Turtle) が数回上陸したとの事。要するに平均して1週間に1回ほどの上陸なので、産卵を見るチャンスはごく少ないことになりますね。「昔はずっと頻繁に何十回もカメの上陸があったのだが。」という宿の主人の言葉を伝えておきます。
Petornasガソリンスタンドから徒歩数分の街道に面した所に、Turtle Information Centreがある。宿から歩いても5分もかからない。
入場無料、ウミガメに関する写真、見本、説明があるが、生きたカメ類はほとんどいない。
パネルに示されているカメの卵ふ化場も現在は上記の1個所に減ってしまったとの事です。
オープン時間
5月から8月:土曜日から木曜日まで 8時から18時まで、金曜日と祭日 8時から23時まで
9月から4月:土曜日から木曜日まで 8時から12時45分までと14時から16時、ただし木曜日は 午前中のみ、金曜日と祭日は休み
他の町への行き方
Kuala Terengganu行きのバスでMarang (Kapas島への港)へは40分ほど、Kuantan方面行きのバスで30分ほどでKuala Dungunに着く。