クアラトレンガヌはトレンガヌ川が南シナ海にそそぐ河口を中心にしてできた町です。河口が一番広くなっている地域には、Duyung島、Beasr島などがあります
市内にはまずまずの数のホテルがある。高級ホテルはないが中級クラスから、安宿まで選択はある。中心部にあるいくつかのホテルを示しておきますが、これ以外にもいくつかある。クラトレンガヌは旅行者があちこちをうろついているような町ではないので、マレーシアの旅行シーズンを除けば、宿探しに苦労する事は少ないでしょう。
下記の料金はいずれも調査時点の価格ですから、近い将来変わる可能性はあります。あくまで目安です。
Park Inn:中級ホテル 現在割り引き料金のRM88を適用。場所が中心から少し離れている
Hotel Y T Midtown:エコノミークラスとしては最上の部類 RM68から
Seri Malaysia: マレーシアの代表的なエコノミーホテルとして知られている、目立つ場所にある。2003年RM95
K.T.Mutiara Hotel: RM50から、きれいで広いく温水シャワー。衛星放送TV。
Kenangan Hotel: RM40はTVなし、窓なし、RM50から、まあまあ
Hotel Seri Hoover: RM45から、大きなビルで目立つ、ただ古いホテルだ
Hotel Bunga Raya: RM18は扇風機、RM30はエアコン付き、典型的な安宿
Hotel Alamada:RM40(1人用)窓なし、RM50(2人用) MidTownホテルの隣にある、2003年現在Hotel paradiseと改名?
市内中心部にある大きな屋外式大衆食堂街: 2軒あるThe Sotore スーパーマーケット横の道を入っていけば、目の前に現れてくる。全体としては朝から夜間まで営業しているが、店によって営業時間が違う。中国大衆料理主体だがマレー料理店もあり。尚Manmoth Courtビルの横の道をたどって行ってもよい。
屋台や大衆食堂のテーブルの上には、上左の写真に示したような、紙包みのナシルマ、ミーゴレンなどが置いてあるので、勝手に取って食べればよい。1個が50セントから1リンギットぐらい。
チャイナタウンにももちろんいくつかの大衆食堂店がある。骨肉茶店はチャイナタウンの門のすぐ横にあって、店名順記という。(上右の写真)
またチャイナタウンの通りに面して、ルダン島にあるリゾート・ロッジの代理店がいくつか看板を出している。ルダン島へ行く方はここであらかじめ宿を決めてもいいでしょう。
フェリーターミナル前の広場には数軒だけの屋台街がたつ。(上中の写真、ドリアンの季節です)
この項未完:その他の屋台街情報はまたいつか補います。
07年6月の新聞記事から
トレンガヌ州の伝統的食べ物は、州外のたくさんの人にも人気があります。
トレンガヌ州ではkeropok lekor 以外にも、satarも伝統的民衆食べ物の一つです。 Satar は砕いた魚、椰子のみ、砂糖、タマネギ、レモングラス、塩、チリ、などを混ぜ合わせて作ります、Satarはまだ熱いうちがよりおいしいのです。いろんな材料からできていることから、食べると3種の味に驚きます、つまりSatarを噛んだ時 同時に酸っぱい、塩からい、辛い のです。
Satarが特別なところは、バナナの皮に包んで約5分間焼きます。15年間Satarを製造販売し、クアラトレンガヌの日中市で売っているという、Satar専門の屋台人は語る、「州外から買いに来る人たちには、普通Satarを冷凍したSatar を売ります、彼等はそれを持ち返って自分で焼くのです。冷凍Satarは味を損ねることなく1週間持ちます。」 彼の屋台では、Satar3個を串に差して、1本50セントで売っています。
バスターミナルからミニバスの10番で約15分、60セント。運行頻度が40,50分に1本と数が少ない。
博物館の一帯はLosong村(カンポン)で、バス道は博物館前で行き止まりとなる。博物館の敷地はトレンガヌ川に隣接し、27ヘクタールの広大な敷地内に伝統的トレンガヌ建築を取り入れた大きな建物群からなる。
博物館本館のみ入場料金 RM5が必要、写真撮影は一切禁止されている。
マレーシアでも有数の博物館で、適当に見て回っても半日はかかるであろう。
本館1階のメイン展示場にあるマレー人の出産、結婚、埋葬を説明した写真とレプリカのコーナーは必見ですね。マレーシア一という長さ200mのバティック布が展示されている。その他展示物は数多いのだが、館内の照明が不十分なのがちょっと残念。
トレンガヌ河口の真ん中に位置する島、クアラトレンガヌとクアラヌルスをつなぐ大きな橋が島を横断しているので、バスターミナルからミニバスの16番か20番に乗り、15分ほどで着く。ミニバスは橋の中ほどで一度橋を降りるがそこがドゥヨン島です、そのあとバスは橋に再度戻って別の地域へ走って行く。
島内の交通機関はないので旅行者は徒歩のみ。
島内はカンポン風の高床式家屋が多い(下左の写真)、道端や空き地で山羊が草をはんでいる。このドゥヨン島は伝統の船大工が作る木造船造りで有名。造船仕事場のある地区は、横断橋の下に近いあたりになり、対岸がクアラトレンガヌ(下右の写真はその対岸を写したもの)になるトレンガヌ川に面した場所です、その間を結ぶわたし船があるが本数が少なく使いづらい。
フェリーターミナル横から Sebrang Takir村への渡し舟が出ます、日中は切符売場の小屋で50セントの乗車券を購入して、客待ちしているボートに乗り込む(下左の写真)。トレンガヌ川対岸にはっきりと見える村ですから、航行時間わずか5分ほどです。尚このフェリーターミナルは完成しているが、使用開始は2000年2月からとお知らせが出ている。どこへ行くフェリーが発着するか不明。
Sebrang Takir村は漁業の村として観光パンフにも紹介されており、またトレンガヌ名物のKeropok(魚のすり身をサゴと混ぜた食べ物) やバティックの製造地としても知られている。渡し舟発着場を降りて、ぶらぶら歩けばこういう職場が覗けます。また漁船は早朝でかけて昼ごろ戻ってくるそうです。
筆者が訪れたのは、(旅日程の関係で)木曜日夕方だったため、すでにKeropok製造場もバティック製造場もすべて閉まっていたので、製造現場を見ることができませんでした。朝か午後早い時間に訪問することですね。尚トレンガヌ州は金曜日が休日ですから、お間違えのないように。木曜日は官庁は半ドンです。
村内の向こう側は南シナ海に面したきれいな海岸です、渡し舟発着場から徒歩5分で着く。その海岸端を歩くもいいし、村内をぶらぶらするのもいいでしょう。上の中写真に示したように、ジャックフルーツがなった木もありました。
茶店が何軒かあるので、こういう所で一休みして、新鮮なKeropok Lekorを味見できます。ソーセージ型をした Keropok Lekorには揚げたタイプもあります、揚げてない方は相当生臭いですよ。1個数十セントですから、値段を心配することは全くありません。写真はそのKeropok Lekor とあまり甘くない Hasidahというお菓子です。(上右の写真)