トレンガヌ州の北部海岸沿いの町Merangムランは Redang ルダン島へ渡るボートの発着する村として知られています。アルヤーニリゾートはその村にあるのですが、場所が街道から海側に1Km以上入った奥まった所で、リゾート付近の海岸端には民家がごく少なく、また他のリゾートもありません。ですからリゾート前の浜辺は完全なプライベートビチになるのです、アルヤーニは隔絶された閑静な場所にゆったりと作られた高級リゾートです。
注意: Merangはカパス島へ渡る港町 Marang マランとは違います。お間違えのないようにね。
クアラトレンガヌ市内から50Kmほど離れている。タクシーのほかに本数はあまりないがバス便もある。この豪華リゾートへ行く人でバスを使う人はいないでしょうが、一応情報として書いておきます。
クアラトレンガヌのバスターミナルから発着するKuala Busut行きのバスで約1時間、運賃RM2.
バス会社名:Intan Unggul とS.P.B.T の2社、いずれも本数は少ない
クアラトレンガヌ空港から25Kmほど約30分、タクシーのみ。
アルヤーニリゾートをデザインしたのは地元の有名なマレー建築家で、そのため至る所にマレー建築を取り入れ且つアンティークを含めたSongket、カーペット、木彫り品などのマレー工芸品を飾っています。例えばリゾートの入り口の主建物は昔のスルタンの木造宮殿(Isatana)をイメージしています。ちょうど砦のような形です(下右の写真)。ですから砦の門をくぐって(下真ん中の写真)階段を上るとそこが砦の上階すなわちロビーです。テーブルが2つ置いてあるだけのシンプルなロビーですが、訪れた客を丁寧にもてなそうという心遣いです。
チェックイン手続きの合間に、お客には地元の名物Ikan Lekor(魚のすり身をあげたもの)とレモングラスティーを提供します(下左の写真)。このレセプションのあるベランダからリゾートと海岸がほぼ一望できるようになっています。つまり砦の上から敷地内が見渡せるというコンセプトでしょう。レセプションのとなりはSerai レストランです。
敷地内のメインガーデンは、マレー村の広場をイメージしており、この”宮殿”の庭では夜間ガムラン音楽が演奏されるそうです。
各シャレーの様子を見てみましょう。Aryaniの一番の特徴といってもいいのは、その数がたいへん少ないことです。。全シャレー数わずか17室です(20室ではない)。内訳は
各シャレーは独立しており、それぞれ入り口とベランダがありさらに屋外のバスルームを併設しています(下右の写真)。もちろん壁に囲まれていますから外からの目をさえぎれます。下左の写真はSuperior/ Deluxe の室内です。
Heritage Suiteは丸まる1軒のマレー家屋を使用しているのです。(上左の写真)
上記のSeraiレストランに加え”砦”の1階に Hikayat Fine Diningがあります。テーブル数わずか4個という、歌い文句通りのきわめて個人的サービスを重視したレストランですね(2段上の右の写真)。200年前に作られたという扉を開けて中に入ると、壁などにはアンティーク工芸品がずらっと飾られています。ここは要予約です。
3つ目の飲食施設、スナックと飲物を供するベランダ小屋形式のBeach Clubが砂浜のごく近くにあります。
戸外のジャクージ
写真に示したようにたいへん目立つ施設です。普段はカバーがしてあります。海をまじかにこの場で一人又は2人でジャクージするのは優雅な気分でしょうね。下2枚の写真、カバーを開けているのが、リゾートを案内してくれたMr.Azamです。
代理店の提供する各ツアーを斡旋してくれますのでフロントで予約してください
Redang島へのシュノーケリング・ダイビングツアー(浜辺からは沖のルダン島が見えます)、
クアラトレンガヌ市内ツアー、ゴルフなど
リゾート内を案内してもらったMr.Azamの話では、リゾート宿泊客の95%は外国人で、白人が多数を占める、平均滞在日数は1週間ぐらい、だそうです。アルヤーニは確かにこういう中期滞在型のゆったりのんびり客向きでもありますね。
日本には直接の特約代理店はありません。自分で直接予約するか、旅行代理店を通して間接予約する事になります。問い合わせは電子メールでもできますよ。
支払:JCBカードを含んだ主要5カード会社のクレジットカード使用可