ムアールMUAR、ジョーホール州西海岸の主要町


町の概要

ムアールは州の北西端つまりマラッカ州に近接した位置にあります。マラッカ海峡に面したムアール河口、主に片側、に開けた町ですので、漁業産業もあります。さらにマラッカ海峡を超えてスマトラ島へのフェリー便もある。。

南北ハイウエーを降りて30分ほど一般道路を走った後、ムアール川にかかる大きな橋を渡って、ムアールの旧市街つまり中心部に到着します。橋を渡り終えて左折して100mほどの所が長中距離バスターミナルです。一方橋を渡り右折して数百メートルの所が近郊バスターミナルです。両バスターミナルには乗り合いタクシー場が併設している。
尚橋の上から眺めるムアールの町の景色はなかなかよいので、歩いてみよう(下左の写真)。ムアール橋上から撮った中心部方向の写真でもおわかりのように、川岸にはたくさんの小型漁船が係留されています(下右の写真)。牡蠣の採取もあるそうです。

 

この両バスターミナルを結ぶ道路がムアールの中心道路でムアール川の河口に平行して走る形です(下左の写真)。この道路に面して、マムアール自治体庁舎、伝統様式を残した税関の建物、その隣の目立たない出入国管理庁事務所とインドネシア行きのフェリー乗り場桟橋、さらに近郊バスターミナルの向こうにはムアール地方の官庁と裁判所の建物が幾つか並んでいます。そのあたりで川岸に面した場所に建つ最大で且つ一番高い建物はかつてのホテルですが、今や半ば廃墟化している(下右の写真)。

   

 

よく目立つ税関の建物           フェリー乗り場

長距離バスターミナルのすぐ隣は市場です、そして対面には古いショッピングセンターとこの大通りはにぎやかです。
各建物や家の屋根に高く立てれられたアンテナは、シンガポールのテレビ番組を見るためであろう、マレーシアのテレビならこんなことは全く必要ないからだ。

  

この道路を一端中に入れば、古い建物の立ち並ぶ街並みで圧倒的に華人経営の店が多い(上左の写真)。華人の同郷団体と出身言語団体の会館があちこちに建ち(上右の写真)、古い建物の地上階には大衆食堂が商売している。この華人街の中心当りにホテルが固まり(上中の写真)、夕方から屋台街の出る通りもある(下右の写真)。この屋台街には数軒のOtak-Otak売りの屋台が出るのが特徴です。下左の写真は華人の通う小学校の建物です。緑色に塗られているのがどういう理由なのだろうか。

  


クアラルンプールとの交通

クアラルンプールのプドゥラヤバスターミナルとの間に数社がバス便を運行している。最大手のTransnasionalの場合は朝8時半から夜遅くまで、1日往復8便ほどあり。
運賃:RM10.40、 乗車時間:約2時間半
ムアールから他の町へのバス便:Kuantan, Seremban, Kuala Trennganu など
ジョーホール州内のJohor Baru、Batu Pahatなどへは数社が頻繁に便を出している
尚マラッカ行きは近郊バスターミナルから出発する。

宿泊

中心部に十分新しい?星ホテルであるClassic Hotelがその大きな姿を目立たせている、ホテルと同じ建物がショッピングセンターでもある、その回りにいくつかのエコノミークラスホテルと安宿が集まっているので、この一帯へ行け部屋は簡単に見つかるでしょう。
スタンダードクラスの部屋料金を例に掲げておけば
Classic Hotel: RM115, Hotel Sri Pelangi: RM72, Hotel Town View: RM64のようになる。安宿のKingdomクラスなら、RM40だ。

スマトラ行きフェリー便のことは、国境情報のページをご覧ください。

2000年11月12日掲載


付録 ジョーホール州内陸部にある町 Segamat

バスターミナル

バス便

クアラルンプール行き:Transnasioanal バス, Cepat Ekspres バス  が1時間に1本ぐらいの頻度で運行している。2005年5月の値上げ前の運賃 RM 11, 約3時間
他州への行き先: Segamat- Muadzamshah -Kuantan,

2005年4月掲載