メルシン、デサルへ行く時に中継町にもなる、ジョーホール州西南部の町、町の規模以上に商業活動が盛んで、宿泊施設も数ある町だ。2000年にオープンした中規模のショッピングセンターPlaza Kota Tinggi、いくつかの商店街があり地方の町としてはにぎやかな町である(下右の写真)。
市内中心部にPerhentian Kota Tinggiつまりバスターミンルがあり、その隣が近郊・中長距離タクシー乗り場です。ここのタクシー乗り場とタクシー台数の多さは、町の規模から考えてもはるかに多い百台以上の乗り合いタクシーが並んでいる(下左の写真)。行き先には困らない。
ジョーホール州の一番よく知られたリゾート海岸で、いくつかの高級リゾートが点在する。地元発行の観光パンフレットには、白い砂浜とCasuarina が20Kmほども続く海岸とある。注:Casuarina とは、〔植〕モクマオウ(木麻黄)属の木(オーストラリア原産)だそうです。
有名なリゾート、ゴルフ場があり、シンガポールから多くの訪問客を引きつけている、と一般に言われているようです。
このリゾート海岸を訪問する、で遊ぶにはまず自家用車が必要でしょう、もしくは車がなければ旅行代理店の斡旋で送り迎えつきのパッケージを購入して宿泊することになるだろう。従ってこのリゾート海岸は自分の交通手段を持たない、予算に厳しい筆者のような旅行者にはあまり向いていない。(一般日本人旅行者に向いていないと言うことではない、)
交通面
このリゾート近くを運行している一般乗り合いバスの本数がごく少なく、中にはデサル付近をはしょってしまうバスもある。KotaTinggiからのバスは小1時間でDesaru付近に到着、Deasru Golden Beach Hotel付近でUターンする。そのために飛び込みでチェックインするには、コタティンギ、ジョーホールバル、などからタクシーで到着する羽目になる。当然タクシー代は安くはない。また帰りのタクシーもそこから呼んでもらうことになるか、リゾートの車しかないので、交通費が安宿の宿泊費以上にかかる。(予算のある人は気にする必要なし)
デサルにある一番安いバンガロー型の施設で1泊RM50とのこと。
デサル近くの町は、Bandar Penawarという小さな静かな町です。コタティンギからSungai Ringit方面行きのバスの経由地で1時間ほど、50Km、かかる、このバスはデサルの海岸を経由して到着する。町からデサルの海岸まではとても歩けない距離なので、タクシーを使うことになるが、この町にはタクシーが少ないので、簡単に拾えるわけではない。(筆者はバイク乗りに金を渡して乗せてもらって訪れた)。デサルへ行くならコタティンギなりシンガポールからのフェリーの着く波止場からタクシーで直接行った方がずっとよい。
Bandar Penawarからデサル海岸へ向かう路を途中から北上し、5Kmほど走った海岸にある漁村。この漁村のある湾は白い砂浜がずっと続き、景色もよい(右の写真)。漁村と聞かされていたので、伝統的な漁船が桟橋の所狭しと並ぶ光景を想像したが大違い、小さなてこぎボートが岸に並んでいました。村はずいぶんと開発されており、一般住居も新しい家々です。
宿泊施設は1箇所のみ
湾に面した1画にChalet Tanjung Balau Resort というこの村唯一の宿泊施設がある。リゾートとは単なる名前で実質は安シャレーのならぶ宿泊場。25棟あるシャレー中6棟ほどは漁民が住居として住んでおり、残りを一般に貸し出している。
運営が 「公」なのでまったく商売気がなく、シャレー内にもタオルも用意されていないのに、下右の写真の小型シャレー:テレビとエアコン付き 宿泊料RM70 は少し高い。受け付けの電話:07-8221202
とりたてて観光物・地があるわけでもリゾートがあるわけでもない、ジョーホール州の最南東部の小さな田舎町です。筆者がたまたま乗ったタクシーの運転手が、Sungai Rengit町には安宿が幾つかあると話してくれたので、その日の宿を探していた筆者は、それではと立ち寄って1泊したのです。
南シナ海に面した町で、町外れには漁船が係留された桟橋が並ぶ。海岸はとてもきれいとはいえないが、沖に停泊した又は航行する大型船の数の多さに驚く。そのまた先のかなたにはうっすらとインドネシアのビンタン島が浮かんでいるのが見える。
小さな町なので十分歩き回れる、安ホテルが何軒もありそのホテルがそれなりに新しいビル内にあるのです、ただほとんどの安ホテルは地上階が大衆食堂のようになっており、いずれも専業でなく兼業である(1泊RM30で十分きれいでした)。専業ホテルは1軒だけかな。
町の規模以上に海鮮レストランが多く、且つ外貨両替屋もあることからシンガポール人が休日にやって来るそうである。
テレビでシンガポールテレビ局はもちろん、多少洗い画像だがインドネシアテレビ局からの放送も見られる点が、半島部の町では珍しい所だといってもいいでしょう。下左の写真は、小鳥を入れたカゴをこの竹につるし、競う場所ですね。インドネシアではよくあるがマレーシアでは珍しい。