THE DATAI ダタイリゾート


ランカウイの高級リゾートの中で最も日本人に知られたリゾートかもしれないダタイリゾートは、自然に恵まれたランカウイ島でもさらに豊かな森が残された島西北端のダタイ湾に面した丘陵の一角に建っています。リゾートの目の前はアンダマン海で、そこにはタイ領であるタルタウ島がくっきりと見えるのです。

島を周回する道路の北西部から分れて、全く人里のない地域に作られた山道路を次第に上っていきます。この道路はダタイとアンダマンの両リゾート及びゴルフ場だけのために建設されたかのようですが、街灯もある立派な道路です。そこは空港からなら楽に30分は走る距離になるほど離れている地域です。さてこの道路がそろそろ終わりになるぐらいの所にアンダマンリゾートがあり、それから約4Km離れた終点がダタイリゾートとなるのです。

森の中の超高級リゾートという評判通りに、正面入り口から眺めるロビーとその装飾の様子は、非凡なデザインを感じさせます。ロビー入り口に作られた2匹の馬が向かい合った彫像がユニークな雰囲気をかもし出しています(下左写真)。オープン式ロビーの天井は高く、ゆったりと配置されたロビーのソファが、気分もゆったりとさせてくれるのです。

 

ロビーのある位置が岡の中腹にあたるので、ロビーの向こうに隣接したカフェから見下ろす位置に大きな長方形のプールがあります(上右の写真)。プールの向こうが浜辺となるわけです。

 

全110ユニットほどのリゾート中一番多いタイプが、Deluxe ルームで、54室あります。上の写真2枚はそのホテル建物部分の前面と背面(入り口部)を撮ったものです。

そこで筆者はこのデラックスルームだけを見学させてもらいました。広さが62平米ですから、部屋に入ったとたんゆったりしているなという感じを抱きますね。寝室兼リビングとバスルームが完全に分離している作りです。寝室兼リビング内の配置はキングサイズのベッドが中央に位置しその片側にミニバーテーブルともう片側に書物用机そしてベッドの足方向にソソファが置かれています(下の写真2枚)。尚キングサイズベッドの替わりにツインベッドを並べた部屋もあります。床が木のフローリングなので重厚な感じですね。

  

部屋の施設として、コーヒー自給装置やミニ冷蔵庫、テレビが揃っているのはもちろん、衣装タンスの中にはセイフティーボックスが備えられています、尚電気蚊取り線香も用意してあります。エアコンのほかに天井にはクラッシクタイプの扇風機が備わっています。広いバスルームはバスタブとシャワーコーナー、トイレがそれぞれ独立しています。さらに大きな洗面シンクですね(下の中と右の写真)。

  

リビングコーナーにあるソファセットのテーブルにはココナツの殻を利用した果物入れです。ベランダにでれば(上左の写真)、そこから見下ろす位置にある庭は一面木で覆われているのです。森の中のリゾートというイメージ作りなのでしょう。

尚部屋の種類は広さ108平米のビラタイプが40ユニットあり、残りはスイートとなります。そのいずれも筆者は見学しませんでしたので、写真はありません。
リゾートはその超高級さにたがわず、土産物ショップ、レストランといずれも高級感たっぷりの構えとなっています。

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2000年5月28日掲載