The Andaman アンダマンリゾート
ダタイリゾート並ぶ有名さで知られているアンダマンリゾートは、その場所もダタイと同じくランカウイ島北西端にあるDatai湾に面しています。リゾート前に広がる白い砂浜を伝って歩いていけば20分足らずでダタイに行きつくそうです。アンダマンリゾートの眼前はアンダマン海そしてそこに浮かぶタイの島、、リゾートの名がこの海からきているのは明らかですね。
シービューの部屋から眺めた浜辺と海浜の写真を左下に掲げておきます。右下の写真はアンダマンの建物正面です。
島を周回する道路の北西部から分れて、全く人里のない地域に作られた山道路を次第に上っていきます。この道路はダタイとアンダマンの両リゾート及びゴルフ場だけのために建設されたかのようですが、街灯もある立派な道路です。そこは空港からなら楽に30分は走る距離になるほど離れている地域です。さてこの道路がそろそろ終わりになるぐらいの地点から湾に下る曲がりくねった森に囲まれた道を下っていくと、アンダマンリゾートに出ます。
玄関からオープン式のロビーに足を入れると、そこにはマレースルタン伝統建築物の一つであるBalai Nobatがその中心にそびえています。ハイシーズンになると夜間このBalai Nobatで楽師がマレー音楽を奏でるそうです。吹き抜け式のロビーですから天上が高く、木造の重厚さが伝わってきます。ゆったりとしたロビーソファに腰を下ろしてでしばしこのロビーの心地よさを味わってみるのもいいでしょう。
リゾートの全部屋数は180ユニットを超え、その全てがホテル部屋形式です。ユニットの中で一番多いのが127室あるDeluxeタイプで、広さ43平米です。その他Deluxeと同じタイプの部屋ですが、部屋の位置が海に面しているSeaview Deluxeが28室、さらに同タイプで地上階にあるため、サンデッキ2台を十分に並べられる広さのベランダを持つLanai Deluxe25室があります。このDeluxeタイプはいずれもキングサイズベッドの部屋とツインベッドの部屋から選択できます(下の左右の写真)。
さて筆者が見せてもらった普通タイプのDeluxe部屋の様子です。ベッドの周囲にデスク、ソファと配置され(上の中写真)、テレビやコーヒー自給装置が備えられているのは言うまでもありません。バスルームは寝室部と区切られたような位置にあります。バスタブ、シャワー、トイレがそれぞれ分離した造りです(下右写真)。衣装タンスの中には、セーフティーボックスとさらに雨傘2本が備えてあるのが面白いですね。
床は木のフローリングが基調ですが、ベッド周りだけ軽く絨毯が敷かれています(上左の写真)。ベランダは狭くそこにはイスに腰掛けるようなスペースはありません。シービューデラックスからの海と浜辺の眺めはまことお勧めですよ。
さらにこの後Excecutive Suite Seaviewも見せてもらいました。さすがその広さ86平米と機能的に配置されたリビングルームと豪華なベッドルームはひとたび足を踏み入れれば、もう他の部屋には泊まりたくないという気分にさせてしまいます、料金を忘れればですが。
リゾートの設備には地中海レストラン、日本レストランのほかにも数軒のラウンジレストラン・テラスがあり、高級な土産物ショップ、ビジネスセンターなど1流ホテルとしての施設は全て揃っています。ロビーに隣接したラウンジから階下を見下ろすと大きなプールが広がっており(下左の写真)、その向こうが浜辺と言う構造配置になっています。下右の写真は建物の側面、1階がLanai Deluxeルームです。
The Andamanの連絡先
ランカウイ島 Tel: 04-9591088, Fax: 04-9591168, E-mail: anda@po.jaring.my
クアラルンプールオフィス Tel: 03-2488522, Fax: 03-2456066, E-mail: andakls@po.jaring.my
2000年5月28日掲載