本島から小島へ渡るボートの出る桟橋


Kuahの町のはずれは波止場です、そこには半島部へのフェリー便が発着する大きく近代的フェリーターミナルが相当な場所を占めています。

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そこから真直に見える距離にヨットハーバー(上左の写真)とクラブハウスがその素敵な姿でフェリー乗り場の乗客の目を奪っています。ヨットハーバーに停泊している数十の大小のヨット、ハーバーを見下ろすように建つレストラン付き瀟洒なクラブハウス、いずれもランカウイ島の名を国外に広めるにふさわしい存在ですね。上右の写真はヨットハーバー隣にあるレストラン。

島への桟橋そのヨットハーバーとフェリーターミナルに挟まれた浜辺の一角に、島巡りのツアー客用の小型スピードボートが離発着する桟橋が1本だけあります、長さも幅も小さな木の桟橋ですが、常時観光客相手のきれいな小型ボートが停泊しています。この桟橋一帯は建物もなく地面も舗装されてないので、あまりぱっとしませんが、時折発着するボートがそこも波止場なんだなと感じさせます。(右の写真)

Pulau Payarとか Pulau Dayang Buntingへの観光ボートが発着するこの桟橋から、ランカウイ本島の回りに浮かぶ小島に住む住民の足である連絡ボートが発着しています。ランカウイの百近い島にはほとんど住民が住んでいませんが、その中で一番島住民の数が多い Plau Tubaへは、この桟橋から連絡船が出るのです。Pulau Tubaへ渡る連絡船のほとんど全部は島住民ですし、他の小島への連絡ボートもいずれ島住民専用かのようですので、この桟橋一帯に、行き先表示とか発着時刻の表示はまったくありません。

木下姿振る舞いですぐそれと分かる住民が桟橋付近の陸上にある小屋とか木の下(左の写真)で連絡ボートを待っていますので、ここから島へ渡れるのだなと推測するわけです。行き先は待っている住民に聞くか、桟橋に着いたボート操作者に聞くしかありません。

連絡ボートが桟橋に着き、乗客が適当に集まったら出発ですから、ただ気長に待つしかありません。こうして筆者も1時間近く待ってPulau Tuba島へのボートに乗ったわけです。料金は1人RM3で、降りる時に支払います。


99年1月12日