ランカウイぶらり歩き その2(屋台と食編)


Kuahの町の大通りの海岸端に面した小さな空き地、タクシー乗り場のすぐ横、に夕方から屋台街がたちます。数にして20軒ぐらいのマレー屋台でいずれもマレー料理です。マレーシアの基準からいえば決して大きな屋台街ではありませんが、ランカウイではこれが唯一の本格的屋台街です。屋台そのものは島の他の住民居住地にもありますが、”街”といえる規模はここだけです。

ざっとこの屋台街の掲げてあるメニューをみたところ、特別にランカウイだけにあるメニューはありませんでした。しかしマレーシアや屋台料理になじみのない方には、手ごろに味わってみるのにはいい所でしょう。浜の夜風に吹かれながらあれこれと品定めして下さい。

値段はクアラルンプールの屋台に比べて2,3割安の1皿RM2.5から RM4ぐらいまで、また海の幸が豊かな所ですから焼き魚(Ikan Bakarという)用の魚、イカ、エビ、が店前に並べてある屋台も数箇所あります。食べてみたい魚類を客が選び、焼いてもらって食べます。Ikan Bakarは重さを量りいくらと値段がきまります。私の食べた小さなイカで100gRM3ですから、高くても10数リンギットでしょう。

飲物は食べ物屋台も供しますが、飲物専用の屋台もあり、コーヒー、缶ソフトドリンク果物ジュースなどが選べます。サテ(焼き鳥風の串刺し肉)屋もあります。1串30セントという適当な値段です。さすが観光地らしく値段表示がわかりやすく掲げられていますよ。

屋台街のメニューは上記以外に、ナシゴレン、ビーフンゴレン、ミーゴレンの炒めご飯、麺類とナシアヤム(マレー風チキンライス)とスープではスップエコール、スップダギン、炒め物でサユールゴレン(野菜炒め)など一般的マレー屋台料理です。適当に注文して、好きなテーブルに腰掛けて待っておればいいのです。

それではいろいろと食べ比べてくださいね。下の写真はその屋台街の様子。


左:メニューが掲げられています。 真ん中:飲物用屋台です。 右:屋台前に並べられた椅子とテーブル

99年1月12日掲載

その他の屋台・大衆食堂

その他屋台はKuahの町のちょっとはずれになるTiara Hotelへ通ずる道路に面して夜間開きます、こちらは屋台というよりも大衆食堂が庭にテーブルを並べたスタイルが中心です。その他Istanaコンドミニアムの斜め前あたり、City Bayview Hotel近くのマレー大衆食堂街、町から島の西方に通ずる道路際など、数軒規模程度の屋台・大衆食堂はいろんな地域にありますよ。

海鮮料理のレストラン

観光客向けとしてパンフレットなどで知られ、観光バスが立ち寄る2,3のレストラン以外にも、地元の人たちに知られた大衆的海鮮レストランがあります(下左写真がその料理の例)。こういった店を自分で探すのも旅行の楽しみでしょうが、当サイトで紹介しているNippon Met Sin旅行社の加藤社長にお聞きするのも一つの手かもしれません。

 

Pasar Malamのこと

Kuahの町中で開かれているPasar Malam夜市の場所が変わりました。これまで開かれていた商店街のはずれから、町の中心部にそって流れる川沿いの道路際に引越したのです(上右写真)。最近川にかかる橋が完成したのを機に転場したようです。地元の人によればずっと昔の位置に戻ったそうです。この場所で開かれる Pasar Malamは毎週水曜日と土曜日です。

2000年5月28日掲載