マレー鉄道の過去の情報と案内

おことわり：このページは全て過去情報です。マレー鉄道のこの10数年の変遷を知るための参考記録として解説、時刻表、案内図などを残してあります。現在情報ではありませんので、注意してください。


2011年以前の　e-Ticket のフォーマットです

• 過去情報：2008年9月20日の時刻表改正によって、Ekspress Senandung Malam 列車は毎日イポーまでまたはイポー発の形で路線延長になりました。
  
• 過去情報：98年1１月から 時刻一部改訂とクアラルンプールとシンガポール間にコンパートメント型の新1等寝台Koc Selesa(記号ADNF）導入しました
  
• 過去情報：2001年6月末からクアラルンプールとバタワース間の列車は以前に比べて半減以下となり、1往復のみになりました。
  
• 過去情報：Ekspres Tebrau号は2001年4月1日から運行開始で、　2003年6月14日からSinaran XSP5&6が運行廃止されたので両列車の名前を重ねてSinaran Tebrau と変更され、2003年8月8日に再度運行時間と曜日に変更がありました
  
• 2008年1月　Ekspres Rakyat が何年かぶりにシンガポール　−クアラルンプール−バタワース　という90年代に運行されていた便の姿になりました。
  
• 2004年3月の時刻表改正でSinaran Tebrauが廃止され、Sinaran XSP5 & 6 が復活しました。
  

クアラルンプール−ハットヤイ（タイ）　間を運行する急行列車 (マレー鉄道の運行）

かつて90年代に運行されていたクアラルンプール　-バタワース間の夜行列車が 2010年1月15日から復活しました。そのためランカウイ急行は同日よりバタワースを経由せずにクアラルンプール　−ハジャイ間を運行する、以前の運行スタイルに戻りました。

• 注：2010年1月15日の時刻改正で、バタワースを経由しなくなったので、下に書かれているバタワースに関する情報は過去の経緯を残すための情報です。
  
• 過去情報： クアラルンプール−タイのハジャイ間直通（Langkawi Express　という名）は1日1本のみで、2000年中期からバタワース経由になり時間がよりかかるようになった。
  
• 過去情報：KL発のButterworth行き XSP4と Butterworth発KL行きの XSP3は、2000年10月末を持って廃止されました。
  

廃止された運行

クアラルンプール　−スレンバン間のシャトルサービス列車

• 2009年2月17日運航開始。　月曜、火曜、水曜、木曜、金曜の週　5日間だけ運行。
  
• 全停車駅を表示しています。　上りと下りの本数に差があります。クラスは1種類のみ。
  
• 2009年3月後半に変更がありました
  

次は過去情報として残してあります：

• Singapore - Johor Bahru 間だけを運行し通勤者などを主体とした普通列車の運行が2004年10月11日から開始された、当日駅で買う切符式です。 月曜日から金曜日の運行：　65DN便　ジョーホールバル発　06：00　シンガポール着　06：55、　68UP便　シンガポール発　18：50　ジョーホールバル着　19：40　、つまり1日1往復のみ。
  
• この　シンガポール−ジョーホールバル間の往復列車便は2006年4月半ばを持って廃止されました（読者からの情報提供に感謝）。
  
• 2007年1月2月から、日曜日だけ運行の昼間急行便として開始された：Sinaran Utara　。その後、2007年4月末に改正されました。再度改正のあった　2007年12月15日から毎日運行となりました。列車名が　Ekspres Sinaran となりました.
  
• 多分こうなるだと予測した通り、この列車Ekspres Sinaran は2008年3月中旬を持って、一時停止となりました。
  
• しかし2008年9月20日の時刻表改正によって、土曜日と日曜日の運行で再開され、その後　2010年に廃止。
  

クアラルンプール　−イポー間のシャトル列車

• このシャトル列車は他の長距離列車と同様に旧クアラルンプール駅には停車しません。e-Ticket で購入可能です。
  
• 開始以来平日と週末の時刻表に違いがあったり、便によっては停車駅に違いもあったが、今回の改正で毎日運行、停車駅も同じになった。
  
• KL Sentral −Ipoh　間には7つの駅に停車します、ここでは一部省略して掲載。
  
• 列車編成は通常のマレー鉄道車両を使用し、Economy車輛が１輌、Superior車輛が２輌という短い編成です。 1等席はありません。
  

東海岸路線

クアラルンプールとクランタン州間を運行

列車番号 列車名	GM 18 Gading Mas	EW16 Ekspres WAU	列車番号 列車名	GM 19 Gading Mas	EW17 Ekspres WAU
座席・寝台	廃止	寝, 2, E, B	座席・寝台	廃止	寝, 2, E, B
Kuala Lumpur発	1650	2035	Tumpat発	0915	1800
Tampin	1907	2254	Wakaf Bahru	0931	1816
Gemas	2011	2350	Pasir Mas	0948	1833
Jerantut	2337	0330	Gua Musang	1247	2144
Kuala Lipis	0044	0429	Kuala Lipis	1414	2325
Gua Musang	0241	0606	Jerantut	1513	0022
Pasir Mas	0539	0912	Gemas	1819	0331
Wakaf Bahru	0554	0929	Tampin	1959	0451
Tumpat着	0610	0946	Kuala Lumpu着	2206	0720

• クアラルンプールからは一度南下し、Gemas　から北上します。Gemas駅については、当サイト「ヌグリスンビラン州」のページに掲載しています。
  
• Wau号にこれまで数多く乗車して言えることは、クランタン州内に到着する頃その時刻がいつも遅れるということです。
  
• 過去情報：2007年12月から再度　東海岸−クアラルンプール間が2便運行になりました。しかし2009年1月初めをもって　Gading Mas号は廃止されまた1便運行に戻った。
  

• 寝　とは寝台の略です。* の意味　：Johor Bharu　の時刻は駅到着時刻です
  
• 2008年1月から、東海岸線でシンガポールとの間を結ぶ列車が新たに登場しました。しかし2008年5月末から上記のような一部区間運行便に変更されました。Tumpat−Singapore　間を往復3便も毎日運行することは無理だということですね。
  
• 過去情報：　Kenali号（XK18&19）は、2000年11月1日より新規に運行開始して、数回の運行時刻変更があり2002年5月からは、KL発のXK18 が金曜と土曜のみ運行、Tumpat発のXK19が土曜と日曜のみ運行となりました。しかし2004年11月初めから無期運休となり,廃止されました
  
• 過去情報：Eksperss Kembara は2008年11月から上記にように再度変更となり、さらに2009年1月末をもって廃止されました。
  

東海岸線の鈍行列車（記号 MEL 3等座席車）

　始＝始発、　終＝終点。　とても全駅は示せないので下の駅表示はもちろん主要駅だけです

2009年5月19日の時刻表改正に基づく

列車種･名	MEL81	MEL83	MEL91	MEL93		MEL82	MEL84	MEL92	MEL94
Tumpat	0400	1350	0615		Singapore
Pasir Mas	0437	1429	0655		Johor Baru
Krai	0559	1547	0812		Gemas				Keranbitから 1420 始
GuaMusang	0900終	1945終	1118		Jerantut
Kuala Lipis			1315終	1330始	Kuala Lips			1450始	1448終
Jerantut				Keranbitで 1400終	GuaMusang	0700始	1805始	1637
Gemas					Krai	1050	2045	1914
Johr Baru					Pasir Mas	1221	2201	2032
Singapore					Tumpat	1304終	2235終	2121終

• Keranbit -Kuala Lipis はわずか30分の短距離です。なぜこんな短距離に１列車を走らせるように変更したか興味ある点です。
  
• 過去情報：Lambainan Timur 58と Lambainan Timur 57はTumpat とSingapore 間の運行を2007年1月から開始, しかしその後廃止された。
  

参考：Woodlands　におけるシンガポールの入出国手続き　（2011年6月30日までの場合）

Woodlands　はシンガポール当局がシンガポール出入国管理の観点から建設した出入国管理建物　（Woodlands Train Checkpoint と表示されている）であり、マレー鉄道はその駅運営に関わっていない、というよりマレー鉄道側にとって　Woodlands　は駅ではなかったのです。よってマレー鉄道時刻表に　”Woodlands駅”　という名称は現われませんでした（2011年7月以降になって初めて現われた）。且つ乗客は”Woodlands駅”で勝手に下車はできるが、乗車はできません、つまり”Woodlands駅”では切符販売しない。マレーシア当局にとって、マレーシア入国地点はTanjung pagar にあるシンガポール駅であり、マレーシア出国地点はジョーホールバル駅です。

こういう前提を頭によく入れておいてください。従がってWoodlands　での入出国手続きはシンガポール側だけに要求されます。
シンガポールへ向かう場合

1. シンガポールへ向かう列車はジョーホールバル駅停車中に、出入国管理庁（Imigresen） 係官の出国手続きを列車内の座席、寝台で受けます。この時出国乗客のパスポートに係官の手書き文字のみが書き込まれ、出国スタンプは押されません。出国カードは回収されます。
   
2. 列車はCauseway海峡橋を渡ってシンガポール領内に入り、列車の乗客は全員荷物を持ってWoodlands　で一時下車します。
   
3. 降りたホームから建物内に入り、日本人ら外国人は”All Passport" と書かれたカウンターで入国審査を受ける。
   
4. 次いで税関検査所に進み、免税の人は緑色の台を横を通る。
   
5. Trains Exit Hall という頭上の看板下を通って、広いホールに出ます。このホールにはイスが多少置いてある、トイレも2箇所あります。
   
6. それ以上列車に乗るつもりのない人は、このホール脇のエレベーターで地上 Woodlans 地区に出られます（1度出たら戻れません）。
   
7. 多少待って、Boarding と書かれた場所から、先ほどの列車に乗り同一座席に座ります。（列車自体は全然移動していない）。
   
8. 列車は発車し、30分弱ぐらいのんびり走行してから　Tanjung Pagar にあるシンガポール駅に到着。もう乗客はなんの手続きも必要ありません。
   

シンガポール駅には、両替え所一箇所、食堂、セルフサービス式の食堂、売店、公衆電話、トイレがあります。

シンガポール駅から乗る場合
マレーシア出国時と逆の手続きになる、要点は：

1. マレーシア入国手続きをこの駅舎内で行う、つまりのプラットフォームに入る前の場所で列車乗車直前に入国審査を受けます。
   
2. マレーシア入国スタンプを入国者のパスポートに押さない、入国者は出入国カードだけは通常通りに記入する必要がある。
   
3. Woodlands Train Checkpoint　で乗客全員一時下車して、シンガポール出国手続きを受ける。
   
4. 読者の ki さんの”旅の掲示板”への書き込み情報では、「シンガポール出国の場合は税関検査がありませんので、パスポート、出国手続書類、貴重品のほかは、列車に置いたまま手続をすることができます。ですから、多くの人は手ぶらに近い感じです」　2005/06/26 、書き込み番号2203
   
5. 再度同じ列車に乗車する。これで両国側の手続きは完了。
   

パスポートにマレーシア入国スタンプが押されてなくても、入国検査時にImigresen　のコンピュータに入国者のデータが入力されている（はず）なので、通常のマレーシア出国時に問題とはならない。つまりImigresen　のコンピュータには出入国記録が記録されると理解されます。

Eメールで予約する方法

よって以下の説明はもうあてはまりませんので、過去の情報として残してあるだけです。
マレー鉄道KTM　提供のインターネット事前購買である　e‐Ticket　と　そのシステムの一部でもある　E-mail 予約のプログラムが、2004年10月頃改良されました。そこでそれに合わせて、当サイトでも説明記述を改訂しました。
その日を含めた直前4日間の便は予約できない。出発日の56日前から予約できる。
ひょっとして乗車予定を変えるかもしれないとか、クレジットカードを持っていない、使いたくない人にはこのE―Mail予約はお勧めですね。予約確定後、変更したくなった、取り消さざるを得なくなった場合はすぐ　Cancel Reservation 機能で連絡しましょう。
りませんよ。

1. KTM のホームページ　の　E−Ticket　ロゴをクリックする。
   
2. 　この部分は上で説明した　E−Ticket　の使用法と同じですので参照して下さい。。
   
3. Eメールで予約できる 画面が表示されますので、Terms & Conditions を読んでから、指示に従がって手続きをすすめていきます。
   
4. 初めてこれを利用する人は、あらかじめ　　New User? Sign Up Here　の欄をクリックして、氏名、住所、性別、パスポート番号など、さらにパスワードを登録しておく必要があります。この部分は、上記の　e-Ticket で説明したメンバー登録の場合と同じ且つ共通です。
   
5. New Reservation　のページが表示されたら、Reservation Type　の欄で　E-mail Reservation　を選ぶ。
   
6. それ以外は　E‐Ticket手続きとほぼ同じだが、違うのは：このページでは大人何人と選択しなくてよい。操作しているその日を含めて4日以内の列車は予約できない、例　今日が8日であれば、予約可能は12日からとなる。
   
7. ページが変わって、それぞれ指示に従がって選択し、記入していく。　2ページ目ではNo of Pax （何人分を予約するか）とあるので数字を入れ、3ページ目で、その人数分乗車する人の名前、パスポート番号、性別などを記入、尚外国人には　Concession　の項目は関係ないので、入力しなくてよい。
   
8. 　次ぎに出てくる画面で、どの座席、寝台が現時点で選べるかがわかるので、チェックを入れて選択する。
   
9. 　ページが変わって最終確認のボタンを押すことになる。ただしこの場でも料金がいくらになるかの表示はでないので、予約する前にあらかじめ調べておいた方がいいでしょう。
   
10. 最終的に　New Reservatiom の画面が表示されて、予約が成功裏に終わったというメーセージが現れる。同ページには　Your e-mail reference code: EMB###### 　( # の部分は数字が入る）　という予約番号つまり予約IDが表示されるので、必ずメモまたはそのページを印刷しておきましょう。さらに、KTM　は３労働日以内に予約者宛てにe-mail で、切符の引き取りの件と予約内容　IDの精細を通知します、と書いてある。
    
11. 　自分の予約したことは後日”E-Ticket/E-mail予約”のページで確認できます。Report の項目にカーソルを合わせて　E-mail Reservation をクリックして正しい日にちを入力し　VIEW をクリックすれば、予約した内容が列挙されます。
    

多分KTM からのメールは2日間もかかるようなことなく1日以内に届くことでしょう。そのメールに書かれているのは、いついつまでにマレー鉄道の駅で切符を引き取りなさい、予約の内容と料金、予約ID番号です。その例：

E-Mail Booking ID : EMB??????

Ref ID : A?LG??

Fare : MYR38.50

Ticket must be collected before 17:00 On ??-Jan-2005

切符と交換つまり購入する際、このメールを印刷したものをマレー鉄道の切符販売窓口に提示するのが一番いいでしょう。

キャンセルする場合

1. 取り消すのであれば、入期限前にキャンセルする義務があるのは当然ですね。
   
2. 後日”E-Ticket/E-mail予約”のページの　Booking にカーソルを合わせてCancel Reservation をクリックすると　”Cancel Booking (E-Mail Reservation”　という画面に変わる。そこで　Delete　にチェックをいれて　Submit　します。
   
3. すると　”No transaction” 　というポップ小窓が現われ、次いで　Cancel Booking 　というメッセージが出ます。
   

注：Cansel Reservation　をクリックしてキャンセルできるのは　E-mail Reservation のみです。ですから　Cansel E-mail Reservation という項目名が現れます。

以上は全て過去情報です。　過去の記録としてのためであり、現在の情報を知るためではありません。