クアラルンプールのタクシー事情


最終追加・更新は2015年5月


概論

普通旅行者として外国を訪れるとタクシーのお世話になる機会が多くなりますね。空港からホテル迄の行き帰り、ホテルから観光ポイントまでなど、普段はタクシーに乗らない距離でもちょっとタクシーということになりがちです。

つい最近クアラルンプール一帯のタクシー料金が改定つまり値上げされました。発表後わずか一ヶ月あまりで実施という忙しいスケジュールです。タクシー協会からの値上げ申請、役所の認可とそして実施がほとんど同時ですね。

値上げ開始日の96年12月15日には、多くのタクシーがメーター再調整又は新しいメーター取り付けが間に合わなくて、値上げ実施後もしばらく旧メーターで走ってるタクシーが相当数見られました。これはメーター取り付け会社が数社しかないため、1万3千台余りあるタクシーに全部取り付け終わるには、相当日数がかかるのがその理由なのですが、交通局はタクシー利用客に対して、旧メーターをつけたタクシーに乗っても新規料金を払う必要が無い、と広報しました。効果はどんなものでしょうか。

新しい料金体系の特徴は、マレーシアで初めて時間距離併用制が導入されたことです。交通渋滞の激しいクアラルンプール一帯を考慮してのことです。

クアラルンプールのタクシー料金は東南アジアのマレー半島部で一番安かったのですが、改定後もその位置には変わりないでしょう。シンガポールよりはもちろんバンコクよりも安いしなんとホーチミンシティー(サイゴン)よりも安いのですね。

別にこれだからというわけではないでしょうが、乗車拒否や同一方面への相乗り強制がよくあります。朝夕の通勤時やひと雨降るとこれが倍増します。公共交通体系が不十分なことに加えて、料金が安いので皆が利用しようとする、皆が利用しようとするから運転手も強気にでる、という繰り返しですね。60セントのミニバスよりもちろん高いのですが、小型でいささか古い車が多いとはいえ満員のミニバスよりいいですよね。タクシーはタクシーですから。

交通局はしきりに、乗車拒否やメーターを倒さないタクシーは罰せられると警告してますが、まあそんなに急にこの慣習がなくなるとは思えませんから、旅行者も当然この慣習に出会うことになります。
旅行者の場合だとこれらに加えて、料金ふっかけにも出会うでしょう。別にマレーシアでなくてもこれは世界中いたるにありますから、これはもう旅行者である限りどこへ行ってもついてまわりますね。まあメーターでいけば5リンギットが2倍の10リンギットになるぐらいなら、裕福日本人旅行者にとってそれほど問題はないでしょうが、やっぱり料金を吹っかけられた知ると頭にきますよね。尚ホテルの前で客待ちしてたり、バスセンターの付近で客待ちしてるタクシーは大体が特別料金(?)です。

それから 「私は英語が話せるから大丈夫だ」と思ってる方もあるようですが、なかなかそうはいきません。タクシー運転手は旅行者であることを簡単にみてとりますから。 普通地元の人は英語を話すなら Malaysian English ですし、運転手の人種に合わせてマレーシア語や広東語で話かけますから、Japanese English や流暢すぎる英語は旅行者であることの証明につながるのです。
旅行者の皆さん、当分はタクシーに乗ったらチップをはずんだ、と思うしかなさそうですね。

以上は96年末に初掲載

タクシー運転手の服装

数ヶ月前から、首都圏一帯のタクシー運転手は、属するタクシー会社に関係なく、白いシャツと黒っぽいスラックスを身につけ靴をはかなかなければならない、と決まりました。

97年6月追記

タクシー車輛にはモデルと色はいろいろあります(2010年3月撮影)

 

タクシー関連料金の値上げ

最新のタクシー運賃値上げは215年3月20日からです。時間距離併用制です。

クアラルンプール圏のシティータクシー
タクシー種類 初乗り運賃
1kmまで または3分まで
初乗り以降の
距離料金
初乗り以降の
時間料金
推定料金
5q走行
推定料金
10q走行
バジットタクシー
RM 3
200m毎にRM 0.2536秒毎にRM 0.25
RM 8
RM 14.25
1Mタクシー(TEKS1M)
RM 4
200m毎にRM 0.3030秒毎にRM 0.30
RM 10
RM 17.5
エグゼキュティブタクシー
RM 6
100m毎にRM 0.2021秒毎にRM 0.20
RM 14
RM 24













注: TEKS1Mはクアラルンプール圏及びジョーホール州の場合

2015年3月の値上げ後のタクシー運賃

1M タクシーとは Teksi 1Malaysia のことであり、Proton社製 Exoraモデルで車体カラーが茶色と定められている。


2007年2月1日から実施
料金の種類 (全国に共通)新料金旧料金
タクシー呼び出し(車に指定の場所まで迎えに来てもらう)
RM 2
RM 1
タクシーのトランクに荷物・カバンを入れた時の料金
RM 2
RM 1


2009年8月の値上げ後のタクシー運賃 

次のような時間距離併用の料金体系になります:
2009年8月から実施の新タクシー運賃表
距離制
距離料金
時間料金
その他料金

初乗り1Kmまで 100m毎に
追加
最初の3分間 21秒毎に
追加
2人を超えると
1人につき
深夜割増
(0時−6時)
一般タクシー
(色は何種類もある)
RM 3
10セント
RM 3
21秒毎に
10セント
RM1追加
50%
Premierタクシー (2000cc車) 
RM 4
20セント
RM 4
45秒毎に
20セント

50%
Executive タクシー(下写真の車輛)
RM 6
20セント
RM 6
21秒毎に
20セント


ペナン州のタクシー 
RM 4
10セント
RM 4
10セント
RM1追加のはず
50%



参考: 大手タクシー会社 Public Cab はホームページを持っています:www.publiccab.com/
一般タクシーは 03 - 6259 2020 で車呼びまたは予約できます。 この会社は高級車輛を使ったタクシー Maxi Cab も運行しており、1日借り上げなどができます。いずれもサイトに写真などの情報が載っています。

2010年3月25日の新聞の記事 「監督官庁がクアラルンプールタクシーに出した新たな規則・指示」

タクシー運賃が昨年値上げされましたが、運転手は依然として規則に違反しているという苦情が絶えません。
商業車輛免許授与庁はタクシーに関して新しい指示を出しました。これによってクアラルンプールのタクシーは車輛ドアに外に向けて”価格交渉なし”スティッカーを貼り始めています。同庁の指示にはこの他、タクシーメーター機が発行するレシートを客に必ず渡すこと、タクシーの規則違反の種類を明細にしてリスト化する、といったことがあります。

スティッカー文字の意味(Intraasia注として)
This is a metered taxi. Haggling is Prohibitd: この車はメータクシーです。料金交渉は禁止しています。
Taksi ini menggunakan meter. Tawar menawar dilarang.: 上記英文のマレーシア語版です

商業車輛免許授与庁の規則・指針
商業車輛免許授与庁の受付電話: 1 800 88 9600,     SMS は LPKP ADUAN 15888、 道路交通庁の受付電話: 03-88884244

商業車輛免許授与庁の長官は言う、「我々は運転手に規則を守らせるキャンペーンは引き続きやります。ただ利用者からの意見が大切です。市民は苦情を当庁に提出してください。我々は得た情報を漏らすようなことはありませんので心配無用です。我が庁の管轄下には3万1千台のタクシーがありますので、全ての車輛を同時に監視できません。」 




一口知識

ゲンティンハイランドのように州外の地方へ行くタクシーを、OutStation タクシーと呼びます。メーターなし乗り合いタクシーで、目的地毎に1台幾らと料金が決まっています。通常は4人集まると出発ですが、3人、2人でも乗客が割増を払う事に同意すれば出発します。

尚クアラルンプールからゲンティンハイランドへ行く乗り合いタクシー乗り場は2箇所:Pudu raya とPekeliling です。予約しておけばホテルへも迎えに来てくれます。ホテルの玄関などにいる交通案内カウンター・係りなどに尋ねて下さい。

5人乗りのPremier(プレミア)タクシーの説明

現在このタクシーは一般にPremier(プレミア)タクシーと呼ばれ、複数の会社が保有し、車種にも複数メーカーあります。車体カラーも数種あります。

98年中頃からクアラルンプールに新しいタクシー車両が出現しました。ルノー自動車を使用し、客席が対面式になった5人乗りのタクシーで、その姿からすぐ見分けがつきます。基本料金は一般タクシーの2倍で上の表をみてください。

このタクシーはボックス型の車両の後部座席を対面式にして5名の乗車が可能です。一般的に、タクシーはほとんどタクシー会社と運転手個人間の請負契約ですが、タクシー会社の多くは客からの配車要求電話に答えて、要望の場所へ客を迎えに行くサービスをしています。会社でなくても運転手間の共同組合のような形で、タクシー呼びサービスをしている団体もあります。

このタクシーは普段はほとんど高級ホテル前で客待ちしています。街を流すことはほとんどありません。もちろん座席が空いてれば誰でも乗せますが、料金は2倍ですからその分一般マレーシア人の乗車は少なくなりますね。下写真はいずれもプレミアタクシーです。

 

これもタクシーですから、行き先がクアラルンプール及び首都圏でなくても近隣州の中距離走行するタクシーもあります。ただしこの時はメーターは使いませんよ。筆者の尋ねに応じてある運転手がメールで返答してくれました。クアラルンプール発貸切の場合の大体の料金です。目安として参考にしてください。(追記:他州へは営業免許がないので基本的には走行できないはずです)

行き先 Genting Highland

行き先 Malacca

行き先 Port Dickson

注:上記の往復の場合はいすれも3時間の待ち時間を含む。それとは別に一般に待ち時間は1時間RM40請求するとのことです

更新2001年4月15日

追記: 長短時間のチャーターの場合
Premier(プレミア)タクシーの運行会社は複数あります。その一つEcoTransit はよく特定の5星ホテルの前で客待ちしています。そこで そのNissan車使用の運転手にチャーターについて尋ねたところ次ぎのような返答でした:
クアラルンプールと周辺、つまりシャーラムやプトゥラジャヤあたりまで、を訪れるために半日、1日とチャーターする場合は、1台が 1時間あたり RM 45 の料金です。6時間なら RM 270 ということで、短時間でも長時間でも構わないとのこと。

大体これを目安にしてください。Premier(プレミア)タクシーは大人5人乗りですが、運転手によっては小柄な人たちであれば6人でもOKとしてくれるかもしれません。でも7人以上は無理ですよ(違反)。
2004年12月初め


タクシーとバスに関する官庁の苦情受けつけ電話

大衆からの公共交通に関する苦情は、商業車両免許授与庁の無料電話 1-800-889-600, 03-26985022 へどうぞ。
道路交通庁 03-8888 4244

2007年5月


黄色線内の情報は参考のために残してある過去情報です

2004年からのタクシー運賃表
距離制
距離料金
時間料金
その他料金

初乗り2Kmまで 200m毎に
追加
最初の2分間 45秒毎に
追加
2人を超えると
1人につき
深夜割増
(0時−6時)
一般タクシー
(色は何種類もある)
RM 210セントRM210セントRM1追加50%
一般タクシー  黄色
Premier (2000cc車) 
RM 320セント


50%
ボックス型車の
タクシー (5人乗り)
RM420セントRM420セント20セント追加50%

注:高速道路通行料は、別途乗客負担です
注:大手タクシー会社は独自のカラーに車を着色することが認められました、よって現在はいろんな色のタクシーが存在
注:一般タクシーの場合KLIA空港へはRM10、スバン空港へはRM3の追加になります。Premier タイプはRM15の追加

尚空港からのリムジンタクシーサービスは、空港案内の項目を参照してください。

中長距離バスとタクシー運賃の値上げ −2005年5月から 

2005年4月1日の記事から
企業家と協同組合省大臣の発表で、政府は乗り合いバスと中長距離バスとタクシーの運賃値上げを了承し、5月から実施することになります。値上げは半島部だけです。
新運賃の計算基準 −2005年5月実施
中長距離バスの運賃計算基準:1Km当り 6.5セント
近距離乗り合いバス:最初の2Km 72セント、次いで1kmあたり7.5セント
近距離乗り合いバス エアコンなし:最初の2Km 48 セント、次いで1kmあたり 7.2セント
タクシー 距離計算:最初の1Km RM 2 次いで 150m毎に 10セント、 時間計算 最初の2分 RM 2 次いで45秒毎に 10セント

多くのバス、タクシー会社はこの値上げ幅に失望しています。全マレーシアバス運営者協会の議長は語る、要求したより低い値上げ率です、と。昨年協会は30%以上の値上げを要請していました。半島マレーシア長距離バス運営者協会の議長は語る、スオエアパーツやジーゼルの価格が上がらないことを願います、それではこの程度の値上げは意味がなくなる、と。

一方担当大臣は語る、「一般に公共交通サービスはお粗末である、昨年我々は苦情を14536件受けとった。道路で運行されている乗り合いバスの50%とタクシーの73%は車寿命10年を超えています。」 タクシーに関して、タクシー会社は運転手への毎日の車リース料金を上げてはいけません、と。」

2007年時点のタクシー運賃




領収証発行のタクシー

2001年中期ごろから、クアラルンプールのタクシーは領収証発行機能を持った小さな機械を取りつけています。乗客全員に手渡すのではなく、乗客が欲しいと行った時に手渡す方式です。ただ全部のタクシーが取りつけたとはまだ言えないはずです。
感熱紙を使用した小さな小さな領収証で、日時、Km数、料金が印刷されます。

参考:2002年4月16日付けのニュース記事から 「クアラルンプールのタクシーは5月から領収証発行する」

クアラルンプールのタクシーは今月末までに領収証の発行できるメーターに取り替えることになっていますが、市中の13300台あまりのタクシー中、7割しか済んでないそうです。これは担当官庁の企業家大臣が明らかにしたもので、もし運転手で経済的にそれが困難な者は、省が援助します、と語っています。「我々は月末までに全タクシーが新メーターにするようにしたい。」

この領収証は乗客が要求した時だけ発行して渡すことになります。大臣は、運転手間との誤解を防ぐために乗客は領収証発行を伝えた方がいいとして、「省は過剰料金の苦情をたくさん受けてきた。乗客をごまかされるのから防ぎたいのと同じくらい、善良な運転手の権利も防ぎたい。」


2002年7月18日新聞の記事再録
タクシー車両の色のカラフル化と免許なしタクシー

首都圏のタクシー車両の色にこれまでの(規定色である)白赤に加えて、オレンジ色、紫色などの色が増えている。観光産業のキャンペーンの一貫として交通機間のイメージをあげるためにタクシー車両の色がよりカラフルになる方向です。商業車両免許機構は交通機間の車両の色を増やすことと車両に描くロゴと広告の規定を厳しくする件に関して、調査を進めています。

「これまでのところ機構は、タクシー車両の色を増やす申請を受けている。」と機構の議長。色の申請を受けて決定した後、その色は申請したタクシーコンソーシアムにだけ許可する、そうすればどのタクシーコンソーシアムに所属するか、市民にはわかりやすい、と理由を述べています。「(コンソーシアム所有ではなく)個人所有のタクシー車両は、現行の赤白にとどめ置く。」

現在首都圏には9つのタクシーコンソーシアム(タクシー組合)があり、4000台所有しています。商業車両免許機構はすでに、Uptown Ace Taxu組合に黄色を、Public Cabs組合に赤色を、Airport Limoに銀色を許可しています。「首都圏とジョーホール州とペナンで新にタクシーとバスを運営するための免許申請を現在受けつけているが、8月9日までそれを続ける。」 機構はこの新免許の発行を始めてから、20000以上の免許を発行したと明らかにしました。

さらに公共運営免許の期限が切れたにも関わらず違法に運行し続けているバスとタクシーに関する検討を続けていると議長は語っています。「首都圏のタクシー車両13000台のうち、免許なしで違法に運行しているタクシーを2000台だと我々は思っています。」


Intraasia追記:2002年9月現在黄色い車体色のタクシーが目につくようになり、さらに赤い車体食のタクシーも見かけました。紛らわしいことです。



参考 :2002年3月頃旅の掲示板に書いたものを再録

この掲示板にも時々書き込みがあるのが、タクシーにぼられた、メーターを使わないという苦情ですね。せっかくの楽しい旅行の気持ちを不愉快にさせる出来事だと同情します。被害にあうのは日本人だけでなく、西欧諸国の旅行者もいるようで、時にそういう旅行者が英字紙に投稿したものが載ります。さらに外国人労働者やいわゆるマレーシア人のおのぼりさんもぼられる対象です。

大都市圏のタクシーはどこもメータ利用が義務付けられています。例外は空港とKLSentral駅から乗る場合のクーポン制です。街のタクシースタンドであれ、道で手を挙げてひろおうと、ホテル前の客待ちタクシーであれ、皆メーターを使うのが義務です。従ってメーターを設置していないタクシーは100%シロタクです。つまりその車それ自体が違法です。

さて多少回り道されて数割程度高くなったような場合は、まあその程度は外国人旅行者につき物ですからそれぐらいは我慢するとして、2倍以上もふっかけられたり、最初からメータを使わないタクシーの場合は、とにかく抗議する、すぐ降りることですね。比較的豊かである旅行者や在住日本人は悪徳タクシーの標的になりやすいのでしょう。これを防ぐには見破られないぐらいに、マレーシア英語を、マレーシア語を、華語を話すことですが、これは要求しても無理ですね。

ですからそういう悪徳タクシーに乗らないようにするのがまず第一です。チャイナタウン、PuduRaya前、KLCC付近、バトィフェリンギなどで客待ちしているタクシーは、はっきりいっていかに”客からぼるか”を心がけていると推測されます。それが地理を知らない他州からの旅行者であったり、外国人旅行者であれば、まさに彼らにとって”かも”です。私の観察する所、こういう場所に停まっているタクシー運転手はまず客と交渉します、すぐメーターのスイッチを入れません、それだけで彼らの意図がわかります。

KLCCならちょっと歩いて離れたところで通行するタクシーを止めて乗る、チャイナタウンの入り口で客待ちしているタクシーは一切無視して、別のところで拾う、そういう多少の努力をすれば、悪徳タクシーの鴨になる率は減ります。なぜなら悪徳タクシー運転手は決まった奴らであり、運転手皆が悪徳ではないからです。

次ぎに、ぼられたら文句いう事ですが、これは脅されない程度にするしかないでしょう。マレーシアの当局に本気で悪徳タクシーを取り締まる意思と行動が欠けているので、悪徳タクシーが激減する事は考えられません。これからやって来る旅行者のことを考えて、せっせと当局と新聞社に苦情の手紙を書いて、訴えるのが回り道ですが、効果ある方法です。外国人旅行者がぼられて訴えるのは、マレーシア人が訴えるよりも間違いなく効果あるからです。
例えば
Commercial Vehicle Liceensing Board ENforcement Unit,Ministry of Enterpreneur Development,
20th Floor MARA Building, Jalan Raja Laut, 50653 Kuala Lumpur
などに手紙を出してください。