クアラルンプール・モスクと Matradeビル


正式名はこのタイトルにしたクアラルンプール・モスクではなく、下左写真に示した街路標識でおわかりのように”Masjid Wilayah Persekutuan ” つまり ”連邦直轄領モスク”です。ただこの正式名ではよく分らないでしょうから、わかりやすく名づけておきました。

 

このモスクのある地点はクアラルンプールのはずれで、Jalan Duta(Jalanは通りという意味)脇にある、KLIA空港間を結ぶ空港バスが発着する Jalan Dutaバスターミナルから徒歩、6,7分です。バスターミナルからは多分ほとんど見えないでしょうが、Jalan Dutaまで出れば、モスクのミナレットとドームの一部が目に入ることでしょう。このモスクにごく近接しているのが、昔からある政府の官庁建物です。標識に" Komlek Pejabat Kerajaan"とありますね。

尚上右の写真は標識にも書いてあるように"Bangunan Matrade" マレーシア対外貿易発展公社の新建物です。モスクに続く道を歩いていると、90度離れた方向にのアーチ式のビルが見えるのです。モスクから近いように見えますが、歩けば結構離れています。

クアラルンプールモスクは確か2000年中頃完成したはずで、いかにも新築という印象を与える巨大なモスクです。
さて下左写真がモスクの敷地外から撮った写真で、これだけでも巨大なモスクだと分ります。下中の写真は、モスクの中心部へ続く入階段下の入り口から撮った写真です。下右の写真が、主建物に近づいて撮ったものです

     

下中の写真はモスク建物に付属した池、下右の写真はモスク内に入っていき、主ドーム前の広場で撮ったもの。床がすべてぴかぴかの大理石で、膨大な工費をかけたであろうことが伝わってきます。

  


上記のマレーシア対外貿易発展公社 MATRADE ビルは完成がどういうわけか数年以上遅れて、ようやく2007年に全面竣工して、展示会などにも開催されるようになりました。形から見てもおわかりのように、金をつぎ込んだ建物です。2007年10月に撮った写真を下に掲げます。

  下2枚の写真は2014年9月に訪れて撮影した Matrade 会議展示場センターの写真です。
  

2001年6月17日初掲載、2014年9月26日更新