注意: 2000年代後半と思われる、名称がレイクガーデンから Perdana Botanical Gardenに改称されました。
開館時間:毎日9時から18時まで、入館料:RM 2です。 尚当サイト「クアラルンプール(KL)の見所と出来事と催し」 項目の博物館ページに最新情報があります。
博物館の庭には19世紀にクランタン州のスルタンの家であったマレー建築物が移築されて建っています。その他昔使われた自動車、消防車、トライショーなどに混じって、つい数年前までクアラルンプール一帯を縦横無尽に走っていたミニバスが展示されています。
博物館の展示場は2階からなり、1階はワヤンクリ(影絵人形劇)、各民族の結婚風景のレプリカ、ババニョナ風俗などのコーナーと特別展示場に別れています。2階は動物展示コーナーとマレーシアの民族楽器、陶器類などの展示コーナーに別れています。2007年2月時点で1階は改装中だそうです。
屋外には食堂もありますので休憩がてら食事もできる。 左の写真は博物館の正面、右の写真は館内の展示です。
ガーデン内にある池を囲むようにして92ヘクタールもの広大な敷地に広がる公園。たいへん手入れが行き届いており、各種の施設がその中にある。若者カップルのデートスポット、家族のピクニック場所、ジョッガーの運動場として、そしてもちろん旅行者と各自が思い思いに過ごせます。Jalan Parlimen通りを隔てて大きく2部分に分かれているが、ほとんどの施設は国家記念碑と反対側の部分にある。
尚マレーシア語では上記の名前が使われ、英語名はその直訳ではない。
ガーデン内の歩き方
敷地が広大だけでなく施設も数多いので、簡単に見て回るだけでも全部を1日で回るのはたいへんです、例えばバードパークだけでも1,2時間は見学に時間はとりたいし、オーキッド・ハイビスカスガーデンは花の好きな人なら半日は必要でしょう。各施設から次の施設へは下記で紹介するシャトル車もあるが、来ないこともあるので歩く場合が多くなるでしょう。近距離なら10分、それ以外なら20,30分は歩くことになります。ですから訪問する時は是非ミネラル水を持参してください。
博物館構内からレイクガーデンへ渡る陸橋がありますので、それを渡って階段を登れば徒歩5分でプラネタリウムに着きます。丘の上に立つプラネタリウムのドームはモスクをイメージさせる建築スタイルです。
上映:金曜日を除く毎日、プラネタリウム鑑賞の回と映画の回合わせて5回、11時、12時、14時、15時、16時です。
入場料:プラネタリウム鑑賞の回がRM3、映画の回がRM6です。
プラネタリウム前の階段を下り、さらに丘から道路Jalan Perdanaをつなぐ階段を降りた所に警察博物館があります。98年に完成したばかりの新建築で、すぐ裏手がバードパークになります。構内に警察の水上パトロール船とか装甲車が展示されています。館内はみやすくできており、指示に従って歩くと19世紀以来のマレーシアの警察の歴史と制服武器などの展示がひととおり観覧できます。ビデオ上映もあり。マラヤ共産党との戦いなど興味深い展示もあります。
開館時間:毎日10時から18時まで、但し金曜日の12時から15時は休み。
入館料:無料
警察博物館の並びつまり道路Jalan Perdanaにイスラム教美術館があります。
入場料:大人 RM 12, 18歳以下、学生などは M 6. 6才以下は無料。 レストランもあります。
マレーシア第2代目の首相ラザッの業績と個人史を説明するとともに数々のラザッ元首相にまつわる記念品の展示をしています。
開館時間:10時から17時半まで、ただし金曜日は12時から15時まで休む。月曜日と祝日は閉館。
入場料:無料
3ヘクタールの広い敷地内に一部鳥が放し飼いにされているほか、種種の鳥がおりにも入れられている、全部で3000匹もいるそうです。入り口は1個所のみの Jalan Cenderawasihに面しており、見つけやすい。敷地内にレイクガーデン唯一のレストランCarl's Jrがある。
2001年7月から経営がクアラルンプール市から私企業のSafari Birdpark and Wnderlandに替わった
開園時間:毎日9時から19時まで。 電話 03-22735423
入場料:2008年3月の読者情報によると、「大人はRM35、子供は確か25だったと思います。窓口にMyKAD所持者の値段が書いてありました。大人RM15、子供6です。」とのことです。
両ガーデンは入り口をそれぞれ持っている、尚バードパーク前がオーキッドガーデン入り口です。どちらから入園しても両園は内部でつながっている。800種以上のオーキッドがあるとのこと、又ハイビスカスは500種以上が咲いています。尚マレーシアの国花であるハイビスカスをRoza sinensisといいます。園中には花を売る店もある。
開園時間:毎日9時から18時まで。
入園料金:土曜日曜日祝日のみRM1、その他の日は無料。
ハイビスカスガーデンの入り口近くにある2階建ての建物です。マレーシアの植民地時代から独立までの国と各州の行政組織などを解説展示しています。
開館時間:毎日9時から18時まで、但し金曜日は12時から15時は休む。月曜日休み。
入館料:無料
6000種以上の蝶々を飼育しているという公園、天井が網で覆われている。
開園時間:毎日9時から18時まで
入園料金:RM7、カメラ1台RM1.
第一次大戦、第二次大戦そして1948年から60年まで(国内で武装闘争をしたマラヤ共産党との取り締まり)、の3つの戦いで死んだ兵士にささげる記念塔も建っている。
ここを訪問後、Jalan Parlimenを横断すれば、レイクガーデンの主要部に入る。
訪問時間:下左の写真、毎日7時から18時まで。下中写真は国立モスクです。
シャトル車の始発場所付近に池があり、ボートハウスとトイレ施設を兼ねた建物がある。結構ひろいのでこぎがいがありそう。
手こぎボート料金:RM3、大人3人まで
レイクガーデン内の飲食施設
広いレイクガーデン内にレストランはバードバーク敷地内に2個所あるだけ。飲物を売る売店は主な施設にあるが、公園の至るところにあるわけではないので、ミネラル水のボトルを携帯することをお勧めします。
パブリックサービス記念館の隣に駐車場と茶店とトイレがあるので、レイクガーデン歩きに疲れた時は休むのに都合がいい。
レイクガーデン内を1周するような形でゴルフカートを大型にしたようなシャトル車が運行されています。停車場所はシャトル車の形を示した掲示板が目印になっており、ガーデン内10個所の主要施設前で停車します。広いガーデン内の概要をつかむために、これに乗ってガーデン内をぐるっと回ってみてから歩くのがいいでしょう。
運行時間:毎日9時から18時まで、但し金曜日は12時から15時は休む。また普段も12時から14時は運行しないことが多いそうです。運転間隔約30分ですが、あまりあてにならないし時刻表があるわけではない。
料金:乗車1回につき50セント。
徒歩でレイクガーデンに到達するには4通りの方法をお勧めします。
A:国立博物館を見学された方なら、博物館構内からレイクガーデン敷地内につながる陸橋を渡れば、そこがプラネタリウムのふもとにもなります。この場合ここがレイクガーデン見物の起点になる。
B:国立モスクを見学又は目指した方はモスクに向かって右側の小道(jalan cenderasari)にシャトル車の停車場がありますので、そこからシャトル車に乗ってレイクガーデンの目的施設までとにかく行く。シャトル車の運行はあまりあてにならないので、しばらく待ってこなければ坂を歩いていくと、左手に蝶のパークがある。
尚このこのシャトル車の停車場のすぐ近くに中央郵便局に連絡する地下道があります。ですからセントラルマーケット裏の歩道橋をわたりそして中央郵便局構内を通りさらに連絡地下道という風に連絡できますが、迷路みたいで難しい。
C:同じ国立モスクの向かって左側の道Jalan Perdanaに沿って坂道を登って行く。行き先表示が立てられているので迷うことはない、最初の施設が警察博物館になります。
D:マレー鉄道のクアラルンプール駅の正面から国立モスク方面に道路を横断する。後は上記のB又はCの方法。
E:バスでレイクガーデンまで行く方法:
KLSentral駅から発着する、Rapid KL バスの 115番がレイクガーデン一帯を運行しています。運賃 RM 2
数十分待つ覚悟は必要です。
国家記念碑の見学後はJalan Parlimenを横断すれば、駐車場と茶店のある一画まで歩いて数分です。
2010年4月から Perdana Botanical Garden全体の改造・改良プロジェクトが進行中です。プロジェクトの総予算はRM 4300万というかなりの額であり、工事が3段階に分かれている。
樹木の植え付け、人工瀧の建設などにから成る第1期工事は既に完成した。2013年10月時点で第2期工事が進捗中です。 1990年代のレイクガーデンの様子と比べると,かなり変わりつつあると言えます。
下記掲載の写真はいずれも2013年10月撮影です。