クランタン州のタイ寺院の中で、比較的一般にも知られているのが、Kampung Jambu村にあるこのWAT Phothivihanのポティヴィハン寺でしょう。なぜなら大きな寝仏像があるからですね。寺の入り口(下左の写真)に書かれた解説板、なんと日本語版もある、によれば長さ40メートルだそうですがそんなにあるようには見えませんでした。1979年完成となっている。一応観光地として知られているのか、広い境内には茶店まである。
さらに中国寺院も併設されている(右の写真)、これを見るとクランタン州の華人コミュニティーもこの寺に参拝に来るのであろう。もっともタイ仏教寺院に華人系タイ人が参拝するのはタイでは極めて普通のことなので、寝仏像の隣に建てられた中国寺院はこの寺院の有機的一部といってもいいでしょう。
広い境内には犬が日陰で厚さをしのぎ、華人の観光客が自家用バンで参観に来ていた、さらに境内の奥では別の建物を建設中。こんな不便な田舎にありながら、意外に豊かな人を曳きつける寺院である。
付近の住民に尋ねたところ、寺の極至近範囲にはあまりタイ系マレーシア人は住んでいないが、少し離れた所にはタイコミュニティーがあると言っていました。
コタバルとトゥンパット又はP.クボールを結ぶ路線バスがトゥンパット方面とP.クボール方面に分れる十字路,そこの地名をCabang Empatといい角に警察署がある、で降り、そこからバスの通らない方向の道をずっと数キロ奥にはいることになる。バスはこの道を全く走行していないし、タクシーも極めて少ないので、タクシーを捕まえるならコタバルから往復でまたはこの十字路から往復でチャーターすべきです。そうでないと寺院参観後、足がなくなる。筆者はここで1時間も足止めを食ったのです。
後で知ったことですが、コタバルの観光案内所でもらったパンフレットにバス便があると書かれているがこれは間違いです。