ホテルは、クアラルンプール最大の中長距離バスターミナルPudu Raya前から始まる主要道Jalan Pudu に面しています。歩いて１０分ほどでチャイナタウンへ、また Jalan Bukit Bingtang と Jalan Puduの交差点はホテルから徒歩１分ですから、有名なブキットビンタン街へも簡単に歩いていけます。LRT高架電車の駅も歩いていける距離にあるのです。忙しいPudu路から、雨除け兼用の大きく且幅広い日除け屋根がホテルの目印でもあります（右の写真）。ホテル建物前面にこしらえられた小型のガーデン噴水がホテルの名前を象徴しているかのようです。
ロビーを入るとその正面がフロントです。ロビーは広くはありませんが、明るく機能的にできております。フロント左方向一角にロビーラウンジ、夜は生バンドの演奏を楽しみながらお酒でくつろげます。フロントの右がGarden Terrace レストランで、早朝から夜遅くまで西洋料理からマレー料理のアラカルト、さらに時間帯によってはブフェ形式のランチとディナーが楽しめます。週末の昼間はハイティーが供されます。（左の写真）
さて、３台あるエレベーターの一つで、３階から１５階にある客室階にあがります。全客室総数３１０室、客室クラスが４段階に分かれており、Executive又はJunior Suiteも他のクラスの客室と同一階にあります。このクラスになるとリビングにソファが置かれ（右の写真）、貴重品保管金庫、ミニバーが用意されており、室内は全体的に白っぽい色調、豪華さはありませんが、スイートとしての機能は充分ですね。バスルームはシャワーコーナーとバスタブが完全に分離しており、ヘアードライアーも備えられています。Excecutive にはベランダもついています。
一般的なクラスの Superior ルームはKing サイズベッド１つ又はシングルベッド２つの２種類のタイプから選択できます。キングサイズベッドはさすがにゆったりして見えます。 室内は小型の書き物机と１人用ソファーが一つおいてあり、シンプルながらきれいで整った部屋です。ホテルが２方面に面しているので、裏側にあたる国立競技場方向に面した部屋は落ち着いた景色が見渡せます。
Deluxeルームクラス以上の宿泊客は１１階にあるExecutive loungeが利用できます。このクラスの部屋は朝食付きですので、このExecutive loungeで朝食を取ることになり、またここにリビングルームが併設されていますので、ゆったりとくつろぐことができるのです。尚夜のカクテルサービスなどはありません。
３階はフィットネスセンターと屋外プールがあります。いずれも広さが少し物足りなさを感じますが、このホテルの客層と好みに合わせてあるようです。
２階は中国レストラン百花苑です。本格広東料理を供し、点心も人気だそうです。見渡しのよい明るい１フロアーのダイニングに加えて個室５つもありますので、グループ会食にも最適です。フロントのある１階から２階へ通ずる周り階段の前でポーズと取っていただいたのが、ホテル内を案内してくださったSales ManagerのMs.Woon とフロントの宮尾さん（背の高い方）です。ホテル唯一の日本人スタッフである彼女によりますと、２割から多いときには３割ぐらいは日本人宿泊客ですとのことです。