ティオマン島でのダイビング案内
掲示板でも時々おなじみの青年Takekさんから投稿いただきました。Takekさんは主に日本とマレーシアでダイビングされているとのこと。近い将来ダイブマスターになる予定だそうです。以下はその投稿文です。
Tioman島でのダイビングの話です。日本ではあまり知られていませんが、【マイルド・セブン】の夏のCMにも使われていた島です。未だに言われるのは映画『南太平洋の島』のロケ地。Kuala Lumpurから飛行機で約1時間強。
シンガポールからもアクセスし易く、週末は星国からのお客でにぎわいます。
米州からはめったに訪れる人はいなく、欧州でもイギリス、フランス、ドイツ、イタリアからの人が多いです。日本人も徐々に増えてきています。
リゾート化されているのでダイビングだけでなく、いろいろ楽しめます。
ここでのダイビングは最大深度が30M強と比較的浅く、潜水時間も4,50分と初心者でも楽しめるポイントが多くあります。水温は30℃弱なので、5mmのウェットスーツだと暑いかもしれません。中には水着の上にTシャツを着るだけのTシャツダイバーもいます。
時期では3月後半〜7月前半と10月後半〜11月前半がベストです。8月後半になると海の色が変わります。沿岸部でのシュノーケリングだとわかりませんが、船から見ると明らかです。
ナイトダイブや小規模のレックもできます。伊豆と比べると色とりどりの珊瑚やカラフルな魚の種類が豊富なので、もちろん上級者でも楽しめます。見るものが多いのでゆっくりと観察したい人には大変だと思います。ただ東マレーシアと比べると透明度なども低く(平均5〜20m)、大物や珍魚というような魚にはなかなか出会えません。しかし、どこの海でもそうですが潜る度に見えるものが違うので、2ヵ月間ほぼ毎日潜っていても飽きる事はありませんでした。
主なポイント
Renggis Island、Labas Island、Chebeh Island、Magician Rock、Malang Rocks、Golden Reef、Tiger Rocks、Genting Bay、Gador Bay
主な生物(下に挙げた中でもさらに細かい種類に分かれます)
チョウチョウウオ、キンチャクダイ、ツバメウオ、スズメダイ、ベラ、ブダイ、モンガラカワハギ、ウツボ、エビ、クラゲ、イソギンチャク、ヤギ、ウミウシ、カイ、ウニ、ナマコ、アジ、タカサゴ、カマス、サメ、エイ、イカ、タコ、カメ
以上原文のまま。 98年5月24日掲載開始