4月後半のある日クアラルンプールのKLCCにあるSuriaショッピングセンターを訪れた時、地階コンコースでちょうどファションショーが開催されるところでした。偶然カメラを持っていたので前列に座って撮ってみました。以下の写真はその際撮ったものです。席が真正面でないことから角度が多少斜めからになりました。
このファッションショーで紹介されたのはいずれも、バティック布と伝統的マレー衣装を現代的にデザインした1種のデザイナーブランドです。BAGUTTA, N F COLLECTION, KIRANA, BATEK MALAYSIA という4ブランドです。これらのブランドがどれほど有名かは筆者は知りませんが、間違いなく相当高価なブランド衣装ですね。素人目にもデザインの良さと色彩の調和したあでやかさが感じられました。マレーバティック伝統衣装を基調にしたものですから、旅行者がマレーシア土産として購入したりするにはいいかもしれませんね。
尚日常的にこういった衣装を着ているマレー女性らを目にするのは極めて限られた機会か場所でしょう。ですからクアラルンプールのブキットビンタン街や中上流階層の集まる地区であっても、こういう服装の女性を見かけるのは珍しいことですよ。
ところでなんでこんなモデルを使うのかな、と筆者は思いますね。彼女たちはマレー伝統衣装に全然似つかわしくない、背が高くて西欧風に化粧すればいいってものじゃないのにね。衣装はきれいでなかなか優れてると思ったけど、モデルは不可ですね。